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【申告敬遠】とは簡単にルールを説明!敬遠(故意四球)は何回までできる?【WBC】

【申告敬遠】とは簡単にルールを説明!敬遠(故意四球)は何回までできる?【WBC】 エンタメ

申告敬遠(しんこくけいえん)とは簡単に意味を説明すると、どういう意味なのでしょうか?

敬遠は故意四球とも呼ばれますが、1試合に何回でも行っていいのかなどをまとめていきます。

 

この記事でわかること

  • 申告敬遠とは簡単にルールを説明
  • 申告敬遠のメリット
  • 申告敬遠のデメリット
  • 申告敬遠は何回まで1試合で使える?
  • 申告敬遠したときのスコアはどうなる?
  • 申告敬遠を拒否することはできる?

 

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申告敬遠とは簡単にルールを説明

申告敬遠とは簡単に言うと『この打者には投げないのでフォアボールとして1塁へ進ませてください』と守備側の監督から審判へ申告することです。

実際にWBC侍ジャパンvs韓国戦では、大谷選手が2打席目で申告敬遠されていましたね。

 

野球では基本的に打たせない球を投げるピッチャーと球を打って点数に繋げるバッターの戦いです。

申告敬遠と敬遠には違いがあります。

一般的に敬遠とはピッチャーがバッターと勝負しないことを選んで、わざとボール判定になる球を投げてフォアボール(四球)にして、次のバッターと勝負するときに使用します。

 

意図的にフォアボールにするので、故意四球(こいしきゅう)とも呼ばれています。

申告敬遠も同じく『申告故意四球』と電光掲示板などに表示されることがあります。

『故意四球』は、いわゆるルールブックの用語なので、解説の方や実況の方は『敬遠』と言われることが多いです。

 

申告敬遠する理由は強打者に打たれて点を取られないようにする戦略の1つだからです。

伝説的な敬遠は甲子園で松井秀喜選手が5打席連続敬遠が挙げられます。

怪物と恐れられていた松井秀喜選手に打たれて点を取られないようにする戦略でもありました。

自分が応援しているチームに敬遠されてしまうと面白くないし、せっかくホームランが期待できる選手に打順が回ってきても打たせてもらえないので、つまらないと感じてしまいますよね。

ですが、もし対戦相手が怪物級の選手なら絶対に打たせたくないので戦略としては使える手段です。

 

2023年のWBCでは大谷選手が申告敬遠された場合で説明すると、ランナーは2塁・3塁にいますよね。

この状況で大谷選手にツーベースヒットなど大きなヒットを撃たれると、ランナーは2人ともホームインして2点追加、ホームランなら3点追加になってしまうリスクがあります。

 

大谷選手は打率も高く、先日も片膝をついて片手でホームランを打つなど驚異的な強打者ですよね。

実際に3打席目ではツーベースヒットを打っています。

 

大谷選手に打たれて点を取られるリスクよりも、申告敬遠してランナーを満塁にしておくことで、次の打者・村上選手を内野ゴロなどに打ち取ればダブルプレーで2アウト取りやすくなる守備側のメリットがあります。

 

申告敬遠のメリット

申告敬遠をなぜするのかというと大きなメリットがあるからです。

前述の通り、申告敬遠後の打者を内野ゴロなどに打ち取ればダブルプレーで2アウト取りやすくなるメリットの他にも多くのメリットがあります。

  • 実際に投げずにフォアボールとして出塁させられる
  • 投げないので時間短縮できる
  • 暴投やキャッチミスのリスクがない
  • ピッチャーの肩への負担がない
  • ピッチャーの投球数にカウントされない
  • 何球か投げた後でも申告敬遠できる
  • 何球か投げた分は投球数カウント対象
  • 回数は無制限
  • 守備側の監督が審判に申告するとできる
  • 打者は確実に1塁に進める

このような様々なメリットがあり、時間が短縮されるのは申告敬遠が導入された背景とも言えますね。

最初から申告敬遠を使えば打者をバッターボックスに立たせずに確実にフォアボールとして、1塁へ進ませることができます。

 

通常の敬遠では、一応バッターボックスに立つことができるので、申告敬遠と敬遠の違いとも言えますね。

ピッチャーはわざとボール判定の打たれない球を投げますが、過去には敬遠球を打った選手も複数います。

 

敬遠の球はボール判定ではありますが、バッターはバットを振ることができます。

このようにメジャーリーグでも実際にありますし、国内ではビッグボスこと新庄選手も敬遠球を打ってサヨナラヒットとなり、見事勝利した事例があります。

もし申告敬遠とは違う通常の敬遠をしていたら大谷選手がホームランを打ってしまう可能性もゼロではありませんよね。

 

しかし、最初から申告敬遠を使えばバッターボックスに立つこともできないので、敬遠球だとしても打たれる心配はありません。

申告敬遠はいつから導入されたのかというと、メジャーでは2017年から、日本のプロ野球では2018年から導入されています。

比較的新しいルールではありますが、元々はソフトボールに導入されていたルールですが、野球にも導入されました。

 

投球数制限のルールもあるので、状況次第では有効な戦術とも言えるのかもしれませんね。

⇒投球数制限についての解説はコチラ

 

申告敬遠のデメリット

メリットが多い申告敬遠ですが、デメリットもあります。

  • バッターとの勝負がないので観客としては面白くない、つまらない
  • 敬遠球を打つような予想外のプレーが見れない
  • 次の打者を打ち取れないと加点されるリスクがある

実際に大谷選手を申告敬遠したことで、観客としては面白くないので大ブーイングがありました。

特にランナーが2塁・3塁にいる状況の侍ジャパン側としては、大谷選手に打ってもらって点を多く取ってほしい気持ちが強い場面ですよね。

 

ピッチャーとバッターの真剣勝負が見られないことで盛り上がりに欠けてしまい、つまらないと感じてしまうのは事実なのかもしれません。

ただ、あくまで戦略の1つなので、私たちが韓国側だとしたら大事な場面でメジャーのホームラン争いもしていて、MVPにも輝いた選手との戦いは正直避けたいですよね。

 

守備側としては打者と戦わない逃げの戦略ではあるので、何回も逃げられると試合として盛り上がりに欠けるのかもしれません。

結果として次の打者の村上選手はショートフライに倒れましたが、もし村上選手がホームランを打っていたら敬遠してランナーが増えているので多く加点できるので、韓国側にデメリットもありました。

 

申告敬遠は何回まで1試合に使える?

申告敬遠は何回までという制限はありません。

そのために1試合に何度でも申告敬遠を使うことができます。

 

ルール上は大丈夫でも、何度も申告敬遠していると勝負になりませんよね。

世界と戦えるレベルの選手が集まっている侍ジャパンなので、何度も連続で申告敬遠される可能性は低いのですが、ピッチャーとバッターの真剣勝負は見たいですよね!

 

ただ大谷選手は世界中で注目されている選手なので、今後も申告敬遠を使われる可能性がありそうです。

実際にWBCが終了した後も申告敬遠が使われていて、大谷選手のホームランを見たいのですが『面白くない』『つまらない』という声も多く挙がっています。

 

申告敬遠ではなく普通の敬遠だった場合に、もし敬遠の投球を打った時には確実に予想外の展開になるので、大盛り上がりしそうですね!

 

申告敬遠したときのスコアはどうなる?

前述でも触れましたが、申告敬遠したときのスコアは以下のように記録されます。

  • バッター:フォアボール(四球)
  • ピッチャー:投球制限のカウント非対象

申告敬遠を英語で書くと『no-pitch intentional walk rule(投げない意図的に歩かせるルール)』です

直訳すると少し違和感がある表現ですが『投げずに意図的にフォアボールとして歩かせる』という意味であるのは分かりますね。

 

少年野球でもプロでも、自分のチームだけでなく相手チームの打席(スコア)を記録するスコアラーというポジションの人がいます。

このスコアを見ると、1球目ストライク、2球目ボール、3球目でツーベースヒットだったというような、詳細なデータが文字で分かります。

 

通常、フォアボールであればスコアブックに『B』と記載するように、敬遠四球は『IB』、今回の申告敬遠は『DIB』というように、様々なアルファベットで記載されていきます。

ちなみに『DIB』とは『declared intentional base on balls』の略です。

 

申告敬遠を拒否することはできる?

申告敬遠は拒否することはできないと思います。

というよりも拒否した前例がないとも言えるのかもしれません。

 

プロ野球だけでなく高校野球にも導入されている申告敬遠ですが、実際に申告敬遠を拒否した記録が見つかりませんでした。

ただ拒否権があるのだとすれば、それはただの敬遠になりますよね。

 

そもそも申告敬遠が導入された背景として、時間短縮が挙げられます。

野球はサッカーのように時間ではなく、3アウト取ったら攻守交代するのを9回(合計18回)繰り返すので、どうしても1試合の時間が長くなります。

 

1試合の試合時間が長くなることで、野球観戦者の減少に繋がっているとも考えられています。

時間短縮のためにピッチャーのボールを投げる時間も制限があったり、申告敬遠以外にも時間短縮のために設定されたルールもあります。

そのためせっかく時間短縮のために設定しているルールを拒否することは基本的には出来ないのではないかと思います。

 

もし拒否できるのであれば、侍ジャパンvs韓国戦での大谷選手も拒否すればよかったのでは?と感じますし、日本側としても大谷選手のようなMVP選手に打ってほしいですよね。

これらのことから基本的には申告敬遠を拒否することは出来ないのではないかと思います。

 

時間短縮のためにメジャーリーグではピッチコムというものも導入されていますね。

⇒ピッチコムとは?仕組みや使い方はコチラ

 

【申告敬遠】とは簡単にルールを説明!敬遠(故意四球)は何回までできる?【WBC】のまとめ

申告敬遠とは簡単に言うと『この打者には投げないのでフォアボールとして1塁へ進ませてください』と守備側の監督から審判へ申告することです。

意図的にボール判定にする敬遠とは違い、時間短縮を目的として申告敬遠が導入されていると考えられます。

 

意図的にフォアボールにしているので、敬遠のことを故意四球とも言い、申告敬遠は申告故意四球とも言います。

申告敬遠はプロ野球だけでなく、高校野球でも導入されています。

 

メジャーでは2017年から、日本のプロ野球では2018年から申告敬遠が導入されています。

比較的新しいルールではありますが、観客としてはピッチャーとバッターの真剣勝負が見たいので、ブーイングが起きたり、つまらないと感じるのは仕方がないのかもしれません。

 

ただし、申告敬遠には戦略としてメリットがあり、何回までという制限がないので毎回大谷選手を申告敬遠することもできてしまいます。

今後の試合状況によっては、そんなことが起こる可能性があるかもしれません。

 

申告敬遠ではなく、侍ジャパンのモンスター揃いの打線で打ちまくってほしいですよね!

WBC2023は大盛り上がりなので、今後の試合も見逃せません!!!

 

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投球数制限のルールもあるので、申告敬遠は状況次第では有効な戦術とも言えるのかもしれませんね。

⇒投球数制限についての解説はコチラ

 

時間短縮のためにメジャーリーグではピッチコムというものも導入されていますね。

⇒ピッチコムとは?仕組みや使い方はコチラ

 

アメリカ国籍のヌートバー選手が侍ジャパンに選ばれた理由をまとめています!

⇒【ヌートバー】日本国籍じゃないのになぜ選ばれた?についてはコチラ

 

強化試合はWBCの公式試合なのでヌートバー選手や大谷選手が出場されていて打った後のジェスチャーパフォーマンスも話題になりましたね。

⇒ヌートバーのジェスチャーの意味についてはコチラ

 

壮行試合はメジャーリーグ非公式試合のため、メジャーリーガーの選手は出場することができません。

そのためサポート選手が参加されていましたね。

⇒サポート選手の意味や役割についてはコチラ

 

 

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