WBC2023で、ピッチャーの投球数制限はなぜあるのでしょうか?
投げた後、次に登板できるまでの期間はどのくらいなのか、WBCの制度やルールについてまとめていきます。
この記事でわかること
- WBCに投球数制限はなぜある?
- WBCの投球数制限はどんなルール?
- 次に大谷が登板できるのはいつ?
- 中4日以上空けるのはなぜ?
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WBCに投球数制限はなぜある?
大谷さんが甲斐さん甲斐さん甲斐さん連呼するオオタニサンかっこいい。#WBC準々決勝 #そろそろ打てや村上#大谷翔平 #WBC2003
あれストライク 大谷の声 サインミス— EXODUS (@OUTofDEEP) March 16, 2023
WBCに投球数制限が、なぜあるのかというとピッチャーの肘や肩への負担をかかりすぎないようにするためです。
WBCでは、メジャーで活躍する大谷選手やダルビッシュ投手など、海外で活躍する選手が何人も参加しています。
メジャーリーガーの選手や、国内のピッチャーも、WBCのために一時的にチームを結成して試合していて、WBCが終わると元の所属チームへ戻ります。
言い方は悪いのかもしれませんが、いわゆるそれぞれの所属球団から選手を借りてきている状態です。
どの選手も大事なシーズンを控えているので、借り物を壊して返すわけにはいきませんよね。
ピッチャーは投げるたびに、肘や肩へとても大きな負荷がかかります。
この負荷によってケガや体への負担があると、WBC後の所属球団での活躍に支障が出てしまいます。
出場ピッチャーの皆さんには支障が出ない程度に投げてもらう必要があるので、『支障が出ない程度』がどの程度かを明確にするために投球数に制限を設けています。
WBCの投球数制限はどんなルール?
【速報】 #ダルビッシュ 2回1失点1Kで降板#大勢 登板⚾️
投球回:2回
投球数:27球
被安打:2本
被本塁打:1本
与四死:0個
奪三振:1個
失 点:1点— 大谷翔平 速報⚾️WBCニュースまとめ (@Shotime_News) March 16, 2023
WBCの投球数制限とは、ステージによって1試合に投げられる投球数が以下のように制限されています。
また投球数以外にもルールがあります。
WBC1試合の投球数制限
- 1次ラウンド:65球まで
- 準々決勝:80球まで
- 準決勝以降:95球まで
※ただし、申告敬遠は投球数にカウントされない
投球数の制限以外のルール
- 一度登板したら最低3人の打者と対戦を終わらせなければならない
- 上記の投球数に達しても、打者に1球でも投げていれば打席が終わるまで交代できない
- 30球以上投げると中1日以上の登板間隔を空けないといけない
- 50球以上投げると中4日以上の登板間隔を空けないといけない
- 登板間隔を守っていても、2試合連続で投球した場合は球数に関わらず中1日空けないといけない
このように投球数以外にも禁止するルールがあります。
投球数は上記の制限を超えて投げることはできませんが、例えばファールが続いて投球数制限の上限になったとしても、その打者との勝負が終わるまで交代することができません。
極端な話、上限に達してから10球連続ファールが続いたとしても、打席が終わっていないので交代することができません。
そのため、投球数制限ギリギリまで投げるのには、上限以上に投げないといけなくなるリスクがあります。
じゃあ、投球数を少なくするために1人だけに投げれば良いじゃないかと思いますが、『ワンポイント禁止ルール』というのがあって、最低でも3人の打席が終わらないと交代させることができません。
1試合の投球数次第では、次の試合日程が近いと2試合連続で登板させることができないので、どのピッチャーに投げてもらうのか、何球投げてもらうのかは各チームの戦略次第です。
調子が良いピッチャーにたくさん投げてもらうということもできません。
ただし、申告敬遠の場合、実際には投げていないので、投球数はカウントされません。
次に大谷が登板できるのはいつ?
大谷さん急に笑わせないでw
オオタニサンすこw#WBC準々決勝 #WBC2023— EXODUS (@OUTofDEEP) March 16, 2023
前述の通り、登板したピッチャーは投球した数によって次に投げられるまで日数が必要です。
2023年3月16日のイタリアとの準々決勝で大谷選手は71球の投球をしています。
上記のルール通り、登板できる間隔として大谷選手は中4日以上の登板間隔を空けないといけません。
中4日以上ということは、最短でも3月21日(火)以降です。
ちょうど日本の準決勝が3月21日(火)なので、大谷選手が準決勝で登板するのか、決勝まで温存しておくのか、栗山監督の采配次第ですね!
中4日以上空けるのはなぜ?
#カーネクスト #WBC #侍ジャパン #準々決勝#日本–#イタリア 16日 #東京ドーム) 準々決勝試合前 #山本由伸 投手エキサイトシート付近 即席サイン会
ファンが殺到警備員から【押さないで〜】と警告#山本 投手は12日 #オーストラリア 戦60球投げている為 規定 中4日以上空ける必要があり参加できない pic.twitter.com/FS5d4bmVev— ゆち虎 (@reo_naniwa) March 16, 2023
中4日以上空けるのは、毛細血管に関係しています。
ボールを投げるというのは、豪速球だったり、変化球だったりピッチャーの体にはとても負担がかかります。
肘や肩、腰などに負担がかかり、肘の内側にある靭帯が伸びやすくなることや、投げた時の遠心力によって指先の毛細血管もダメージを受けることが明らかになっています。
この毛細血管へのダメージに着目されていて、毛細血管の再生には4日以上かかるとされているので、中4日以上登板できないようにルールが決められています。
一般的なプロ野球の試合でも、1人のピッチャーが1試合投げるようなことはなく、5人でローテーションすることが多く、WBCでも多くのピッチャーが交代していきます。
WBCでは短期間で試合が開催されるので、30人のメンバー中、ピッチャーは最低14人以上、キャッチャー2人以上のエントリーが必要です。
WBC【投球数制限】なぜある?次に大谷が登板できるのはいつ?のまとめ
WBCの投球数制限はピッチャーの体にかかる負担を軽減させるためにあります。
1試合に投げられる投球数は、ステージごとに決められていて準々決勝では80球までという制限があります。
50球以上投げると中4日以上の登板間隔を空けないといけないのですが、投げたときの指先の毛細血管がダメージを再生させるのに4日以上かかるとされているところから、決められていました。
2023年3月16日のイタリアとの準々決勝では、大谷選手は71球の投球をしています。
そのため、最短でも3月21日(火)以降になりますが、ちょうど日本の準決勝が3月21日(火)なので、大谷選手が登板するのか注目ですね!
WBC日本代表と阪神タイガースの壮行試合もABEMAプレミアムで視聴可能です!
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栗山監督の隣にいるイケメンコーチについてもまとめています。
アメリカ国籍のヌートバー選手が侍ジャパンに選ばれた理由をまとめています!
⇒【ヌートバー】日本国籍じゃないのになぜ選ばれた?についてはコチラ
強化試合はWBCの公式試合なのでヌートバー選手や大谷選手が出場されていて打った後のジェスチャーパフォーマンスも話題になりましたね。
申告敬遠の場合、実際には投げていないので、投球数はカウントされません。
もし申告敬遠を知りたい方は、以下も是非チェックしてみてください!