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【雪や路面凍結】溶ける温度は何度?気温0℃以上でも溶けない?

【雪や凍結した路面】溶ける温度は何度?気温0℃以上でも溶けない? ニュース

積雪や氷、路面凍結が溶ける外気温度(融点)は何度でしょうか。

気温が0℃以上でも溶けないことがある条件などは何なのかまとめていきます。

 

この記事でわかること

  • 雪や路面凍結は何度で溶ける?
  • どういう場所が溶けにくい?
  • どういう場所が溶けやすい?
  • お湯をかけるのは逆効果?

 

雪や路面凍結は何度で溶ける?

雪や路面凍結が溶ける気温は何度かというと0℃以上です。特に太陽の日差しが当たる場所は0℃以上になるので溶けやすいです。

基本的に雪や雨などは水なので、水が凍る温度(凝固点)も水が溶ける温度(融点)は0℃です。

 

溶け始める温度は0℃以上ではありますが、雪や路面凍結が完全に溶け切るまでの時間は積雪量や氷の厚さにもよりますが気温が高ければ高いほど早くなります。

仮に外気温が1℃の場所と10℃の場所を比較すると、10℃の場所の方が早く雪などが溶けきり、凍結した路面も雨が降った後のような濡れた状態になります。

 

逆に外気温が1℃の場合だと、溶けてはいるんですが目で見ても分かりにくいレベルです。

天気や風の有無にも左右されますが、具体的には気温が5℃以上はないと溶けているようには見えない感覚ですね。

 

太陽の光が当たるところは外気温が5度以下であったとしても、太陽の熱で溶けていきます。

また積雪量がかなりあるときは太陽の光よりも雨が降る方が早く溶けることがあります。

理由は雪が白いので太陽の光を反射してしまい、太陽の熱が伝わりにくいからですね。

雪は氷で雨は水なので、雨の方が温度が高いです。

 

そのため、分厚く積雪したところに雨が当たると太陽の光が当たるよりも早く溶けることがあります。

次にもう少し具体的に溶けにくい場所について解説していきます。

 

どういう場所が溶けにくい?

どういう場所が溶けにくいのかというと、3つ挙げられます。

積雪後や路面凍結後に溶けにくい場所

  • 外気温が0℃以下の場所
  • 日陰の場所
  • 道路を繋ぐ橋など冷えやすい場所

それぞれ詳しく解説していきます。

 

外気温が0℃以下の場所

外気温が0℃というのは、水の凝固点でもあり融点でもあるので、0℃以下の場所だとなかなか雪や路面凍結は溶けません。

 

特に氷点下のマイナスの気温の場合には、溶けた雪が再び凍って路面凍結してしまったり、さらに雪が降り積もったりするので、余計に雪や路面凍結が溶けきるまでに時間がかかります。

 

外気温も関係しますが、風の有無についても関係があります。

同じ気温でも風が吹いている時と吹いていない時を比べると、風が吹いている時の体感気温は低く感じますよね。

0℃以上でも風が強い日だと雪も溶けにくくなってしまいます。

 

日陰の場所

前述の通り、太陽の光が当たる所は雪や路面凍結が溶けやすい場所として挙げられます。

つまり、逆である日陰の場所は雪などが溶けにくい場所です。

特に日差しがない夜や風が強い日であれば外気温が0℃以上でも溶けないこともあります。

 

実際に私の家の庭に雪が降り積もった時は、太陽の光が当たる所だけ雪が溶けて、日陰のところだけが雪が残っていました。

日陰のところでも人が歩く場所や車が通る場所は溶けやすいです。

理由は人が踏みつけたり、車が通る場所は摩擦があって摩擦熱が発生しているからで、日陰でも溶けやすいです。

 

摩擦熱とはモノとモノが擦りあったときに発生する熱です。

人も寒いときに手をスリスリと擦り合わせることで、少し暖かかくなりますよね。

人が通るのであれば、人の足と道路に摩擦が発生するので、人が通る道路は日陰でも溶けやすいです。

 

特に車が通るところはタイヤの摩擦熱だけでなく、車の排気ガスによる熱もあるので溶けやすいです。

なので、交通量の多い大きな道は日陰でも溶けやすい場所ではありますが、住宅街などの入り組んだ細い道は車の交通量が少ないので溶けにくい場所です。

 

道路を繋ぐ橋など冷えやすい場所

川の上を通るような道路をつなぐ橋や、高速道路、高架は、とても冷えやすく路面凍結しやすい場所です。

通常の道路であれば地熱もありますが、高架のような橋は上からも下からも冷やされる場所なので、特に溶けにくい場所です。

 

通常の道路より、橋の方が冷えやすいので、路面が凍結しやすい場所として挙げられます。

車を運転される方は高架のような橋や高速道路のような、上からも下からも冷やされるような場所を走行する時には路面凍結している可能性もあるので、本当に注意してください。

 

気温が上がってきて路面凍結が溶け始めたとしても、夜になると再び凍結することも多くあります。

路面凍結した道をノーマルタイヤで走行するのはスリップしてしまう可能性も高いので本当に危険です。

雪が少ない地域にお住まいの方はスタッドレスタイヤを持っていないことも多いですよね。

路面凍結している道ではノーマルタイヤは、ほとんど意味がないほど滑ってしまいます。

 

ノーマルタイヤでもタイヤチェーンを巻くことで、対策することもできます。

タイヤチェーンといえば金属製の鎖をイメージしますが、最近では非金属のゴム製のタイヤチェーンもあります。

 

非金属製は従来の金属製の鎖に比べて振動や騒音を低減していますが、値段がどうしても高くなってしまいます。

しかし、ジャッキアップせずに女性でも簡単に装着できるものもあり、スタッドレスタイヤを購入するほどでもない場合の実際の使いやすさで言えば非金属のゴム製にメリットがありますよ。

 

路面凍結の可能性がある場合には運転を控えるべきですが、どうしても外出しないといけないときには重宝するアイテムです。

 

どういう場所が溶けやすい?

前述の中でも少し触れましたが、太陽の光が当たる場所が溶けやすいです。

正確には太陽の熱が伝わりやすいところですね。

 

さらに車通りの多い黒いアスファルトは溶けやすいです。

溶けやすい理由は大きく2つあります。

  • 黒い色だから
  • 車の排気ガスの熱があるから

黒い色は太陽の光を吸収しやすい色なので、熱が伝わりやすく溶けやすい場所として挙げられます。

逆に白は光を反射させるので、黒い場所よりも熱が伝わりにくいです。

 

お湯をかけるのは逆効果?

例えば、玄関先が路面凍結していたり、車のフロントガラスが凍っている場合、お湯をかけて溶かす方法もありますよね。

確かに素早く溶けるので一見効果的にも感じますが、状況によっては逆効果になります。

 

お湯をかけて効果があるのは以下の状況です。

  • 気温が高くなってきた
  • 積雪量も少ない
  • 凍結している氷の厚みが薄い

なぜなら、かけたお湯が再び冷やされて新しく凍ってしまうからです。

またお湯をかけると蒸発しようとする気化熱が発生し、周りの熱まで奪ってしまうことがあります。

 

雪や凍結箇所が少ない場合には即効性がありますが、日陰で雪もまだまだ降っている状況でお湯をかけると余計に氷を生み出すような状況になることがありますので、注意してください。

 

また車のフロントガラスに熱湯をかけるのは危険です。

凍っているとはいえガラスなので、急激な温度変化があるとフロントガラスが割れてしまい余計な修理費が発生したり、ガラスが割れることで前が見えず結果的に運転できない状況になる可能性があります。

 

薄く氷が貼りついているような場合なら、食器洗いするときの手で触れる暖かいお湯で十分溶かすことができます。

手で触れる温度であれば、温度変化も大きくないのでフロントガラスが割れてしまう危険性もありません。

 

実際に私は何度も42度程度のお湯をかけて溶かしたことがありますが、一度もフロンドガラスが割れたことはありません。

 

【雪や路面凍結】溶ける温度は何度?気温0℃以上でも溶けない?のまとめ

雪や路面凍結が溶ける温度は0℃以上ではありますが、状況によっては0℃以上でも溶けないこともあります。

特に高架などの橋は冷えやすい場所なので、路面凍結しやすく、溶けにくい場所として挙げられます。

 

雪が大量に積もった場合には、雪が完全に溶けきるまでに時間がかかりますし、至る所で路面凍結しているはずです。

外出される際は本当に注意してくださいね。

 

路面凍結の可能性がある場合には、タイヤチェーンを使う方法もあります。

ジャッキアップせず、車に詳しくない女性でも装着できる非金属製のタイヤチェーンがありますよ。

 

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