車のエンジンがかからない?カチカチ音の原因や4つの対処法を解説

CAR LIFE
  • エンジンがかからない!
  • カチカチ音がするけど、いつもみたいにエンジンがかからない
  • 何回やってもエンジンがかからない
  • バッテリーのマークみたいなのが光っている

上記の症状が出ているときについて解説します。

結論から言うとバッテリー上がりの可能性が非常に高い状況です。

 

寒い時期にはバッテリーが弱りやすいので、バッテリー上がりで入庫されるお客様が多くいらっしゃいます。

 

今回は一級自動車整備士であり、ロードサービスの出動経験のある私の知識や経験から解説していきます。

 

今回はエンジンをかけようとした場合、「カチカチ」と音が聞こえる場合について解説します。
エンジンがかからない原因はいくつかあります。

 

エンジンがかからない原因とは?

JAFロードサービス一般道での主な出動理由第1位

引用:JAF ロードサービス救援データ(2020年度:月別)

 

「エンジンがかからない」と聞いて、まず最初に思い浮かべるのはバッテリー上がりです。

なぜ最初に思い浮かべるのかというと、一般道でのJAFの出動理由第1位は過放電バッテリー(バッテリー上り)だからです。

 

上記画像にまとめたように、2021年1月、2020年12月、11月、2020年ゴールデンウィーク、お盆の5つ全て1位はバッテリー上りです。(もっと前もバッテリー上りがずっと1位です)

 

ちなみに私が実際に出動したほとんどがバッテリー上りでした。

ロードサービスを受ける場合、圧倒的にバッテリー上りの件数が多いことが分かります。

 

バッテリー上りの原因は後述しますが、突然起こるので事前にJAFと提携しておくと、もしもの備えになりますよ!

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エンジンがかかる条件

ガソリンエンジンの3要素「良い混合気、良い火花、良い圧縮」

この3つがガソリンエンジンにはめちゃくちゃ重要な要素で、どれかが1つでも欠けるとエンジンはかかりません。

混合気とは?
ガソリンと空気がちょうどいい割合で混ざった空気のこと。ガソリンが多すぎても、空気が多すぎてもガソリンが燃えないのでエンジンはかかりません。

 

この3要素はめちゃくちゃ大切でエンジンが動き始めるときには、どれも電気が必要になります。

・混合気:電動ポンプでガソリンを圧送
・火花:スパークプラグに高電圧を送る
・圧縮:エンジン始動時は電気を使ってセルモータでエンジンを回して圧縮

上記のようにどれもバッテリーの電気を使っています。

この中で一番電気を使うのはセルモータを回転させることです。

 

バッテリーの電気が少ない場合にはセルモータが回転できない場合が多く、セルモータが回転できないと圧縮ができないのでエンジンがかかりません。

 

考えられるエンジンがかからない原因

前述の通り、3つのどれかが欠けるとエンジンがかからないと解説しましたが、もっと前段階に問題があることもあります。

 

・ガソリンがない(ガス欠)
・ブレーキスイッチ不良、ブレーキを踏んでいない
・シフトレバーがPレンジやNレンジ以外に入っている

上記についても一例です。

 

他にも考えられる原因があるので「エンジンがかからない」&「カチカチ音がする」だけではバッテリーが原因だと断定しきれません。

冒頭でエンジンがかからない理由について「いくつかある」とお伝えした理由は、1つや2つの現象や症状だけでは判断ができないからです。

 

例えば、風邪をひいたときも「喉が痛いか?」「熱はあるか?」などから、最適な治療や薬を処方してもらえますよね。

整備士も車のお医者さんと呼ばれるので、人間のお医者さんと同じように症状を確認して最適な修理方法を行います。

 

カチカチ音の正体とは?

セルモータカチカチ音の正体はセルモーターという部品の音です。

セルモーターって?
エンジン始動時にエンジンを回すモーターのこと。

スターターモーターと呼ぶこともありますね。

普通ならセルモーターが勢いよく回ることでエンジンがかかる構造になっています。

 

バッテリーの電気が少ないとカチカチと音が聞こえる程度で、勢いよく回すほどの電気がありません。

 

バッテリーが上がる原因とは?

こちらもいくつか事例があるので、一例としてご紹介します。

 

  • バッテリーの劣化や寿命
  • ルームランプ付けっぱなし
  • ヘッドライトが付けっぱなし
  • ハザードランプが付けっぱなし
  • トランク内のランプが付けっぱなし
  • エンジンをかけずにカーナビでテレビを見ていた

などです。

車のバッテリーはエンジンを回しながら充電する仕組みになっていますので、エンジンをかけずに電気を使うと電池切れ(バッテリー上り)になります。

 

バッテリーの自己放電でバッテリー上りになる

土日にちょっとしか乗らない場合や、お盆やゴールデンウィークなどの長期連休にしか車を乗らない場合に多く発生します。

 

車のバッテリーは自己放電するので、徐々に電力が減っていきます。

エンジンを回転させながら充電するので、何か月もずっとエンジンをかけないと充電する機会がありません。

 

充電する機会がないとドンドン電気は減っていくので、最終的には乗りたいときにエンジンをかけるほどの電気がない(バッテリー上り)になることがあります。

 

バッテリーが上がったらどうしたらいいの?

実際にバッテリー上りになった時の対処法を4つご紹介します。

ブースターケーブルをつなぐ

 

この方法は自車以外の元気な車のバッテリーを電気接続して電気を分けてもらう方法です。

個人で対応する方法ではメジャーな方法ですね。

 

しかし、自分以外に問題なくエンジンがかかる車が1台必要になるので、自分しかいないようなときには使えない方法です。

 

場所や状況によって使えない場合があるので注意が必要ですね。

 

頻繁に載せ降ろししない道具になると思うので、ごっついケーブルだと邪魔になりやすいので、購入の際は最低限コンパクトなタイプがオススメです。

 

ジャンプスタータを使用する

 

バッテリーに接続後、スイッチをONにすればエンジンをかけるだけなので、自分しかいないような場所や狭い車庫などのブースターケーブルが届かないような場所でも対応できます。

 

実際のロードサービスでのバッテリー上りの対応にもこのタイプのツールを使っていました。

他の車が誰もいない場所でも、どこでも使えるメリットはありますが、ブースターケーブルと比較すると少し高価になってきます。

 

モバイルバッテリーにもなるタイプもあります。

車のバッテリー上りのとき専用って思うと高いし、なかなか使う機会が少ないかもしれません。

モバイルバッテリーとして普段から使用することで「買うだけ買ったけど使わなかった…」というのはなくなりますね!

 

バッテリーを交換する

カーバッテリーこれも正直判断が難しいと思います。

まず一般のご家庭に車用バッテリーが何個かストックされていることはほぼないと思います。

 

また、エンジンがかからない原因がバッテリーではなかったとき、バッテリーを交換してもエンジンはかかりません。

 

もし出先で交換するために車内にずっと載せておくのも倒れると大変ですし、お荷物になります。

原因がバッテリーだと確定していて、近くのお店で買ってくる場合には有効ですね。

JAFを呼ぶ

 

一番おすすめしたいのがJAFと提携しておき、緊急時にはJAFに連絡して助けてもらうことですね。

 

JAFとの提携はコチラ

 

バッテリー上りだけでなく、バッテリー以外が原因で故障していても車屋さんやディーラーへ運んでもらえたり出来ます。

私はブースターケーブルなど持っていますが、正直点検やメンテナンスをしていれば、あまり使う機会がないですね。。

 

まとめ

JAF出動理由の第1位がバッテリー上りなので、自分もいつかはバッテリー上りになってしまうことがあります。

昨日まで大丈夫だったのに突然怒るのがバッテリー上がりです。

 

ブースターケーブルなどがあると、便利ですが買ったものの使わずにトランクの端っこの方でボロボロになって捨てたという人も多いのではないでしょうか?

 

私のオススメはJAFに入会しておくことです。

JAFとの提携はコチラ

 

今回お伝えしたバッテリー上り以外でも対応できることが大きいですよね。

もしタイヤがパンクした時にはJAFなら対応できますが、ブースターケーブルでは対応ができないのでトラブルに対する選択肢が多い、JAFをオススメします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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