タイタニック号は実在した船で、沈没事故にあってしまった豪華客船です。
レオナルド・ディカプリオさんの主演映画『タイタニック』のモデルとなった沈没船ですが、沈没場所はどこなのでしょうか?
沈んだ場所のGoogleマップの座標とともに詳しい場所をまとめていきます。
この記事でわかること
- タイタニック号の沈んだ場所はどこ?
- タイタニック号はいつ沈没した?
- タイタニック号はなぜ沈没した?
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タイタニック号の沈んだ場所はどこ?
タイタニック号の沈没場所は北大西洋で、氷山鑑賞の聖地とも言われている場所です。
カナダのニューファンドランド島の南東から約600kmの地点で、グーグルマップでは以下の場所です。
Googleマップの地図上の座標では『41°43’35.0″N 49°56’54.0″W』の場所です。
タイタニック号は、イギリスのサウサンプトン港からニューヨーク行きの航海中に氷山にぶつかったことが原因で沈没してしまいます。
全長は269.1m、幅28.2m、高さ53mの超大型豪華客船で、総トン数は46,328トンと想像もできないぐらいのサイズです。
超大型の船でイギリス商務省の調査で1,513人の犠牲者が出た世界最大の海難事故と言われています。
このタイタニック号の沈没事故のあと、船舶や航海の安全について国際会議が開かれて国際条約も採択されています。
つぎにタイタニック号の沈没事故はいつ発生したのかについてもまとめていきます。
タイタニック号はいつ沈没した?
Rediscover the ship of dreams.#Titanic is now playing in theatres for a limited time in 4K 3D. pic.twitter.com/chsddjYwv5
— Titanic (@TitanicMovie) February 14, 2023
タイタニック号はいつ沈没したのかというと、1912年4月14日~4月15日にかけて沈没しました。
完全に沈没したのは1912年4月15日2時20分です。
タイタニック号が沈没する原因となった氷山と衝突したのは4月14日23時40分です。
超大型の豪華客船なので、氷山との衝突直後に沈むことはなく衝突後、4月15日0時15分に遭難信号を発令し、救命ボートを準備などを行っていました。
映画でもあったようにかなりパニック状態になっていたことが想像できます。
遭難信号を発信した後、一番近くにいた船はカルパチア号です。
全長164m、幅18mの客船で、タイタニック号の目的地であるニューヨークからフィウメという現在のリエカへの航海中でした。
このカルパチア号からタイタニック号へ救助に向かうと返信があったのは1912年4月15日0時25分です。
1902年に造船され10年近く航海していたカルパチア号ですが、通常では14ノット(25.928km/h)で航海していますが、新しく造船された時の最大速度並みの17ノット(31.484km/h)で救助に向かいます。
しかし、タイタニック号からカルパチア号まで約107km(58海里)も離れているだけでなく、氷山の海域を抜ける必要があり、すぐには救助できませんでした。
1912年4月15日1時30分頃、タイタニック号の船体が浸水により沈みだします。
船首から沈みだし、スミス船長も海水排水しようと試みますが結果的には僅かな時間稼ぎにしかならず、45分後の2時15分頃に船が急激に傾きます。
そして、1912年4月15日2時20分にタイタニック号の船体が凄まじい音と共に2つに折れてしまい沈没してしまいます。
後に遭難信号を受けたカルパチア号が最大速度で救助に向かい、4時間ほどかけて到着し救助をしたのは15日の4時頃で、706名の救助に成功します。
このときのカルパチア号のロストロン船長の行動を称賛して、アメリカのウィリアム・タフト大統領はロストロン船長に議会名誉黄金勲章を授与しています。
氷山海域も越えていき、700名以上の救助に成功したのは本当に素晴らしいことですよね。
なぜタイタニック号が引き上げられないのかについてもまとめています。
タイタニック号はなぜ沈没した?
タイタニック号の沈没した原因は、氷山にぶつかったことで船体に穴があいたことです。
しかし、氷山が見えていなかったわけではありません。
大きな原因としては以下の3つです。
- 海上の監視を双眼鏡ではなく肉眼で行っていた
- 海面にはモヤがかかっていて見にくかった
- 大型の豪華客船のため旋回に時間と距離が必要で間に合わなかった
まさかの事実なんですが、本来双眼鏡を使用して海上を監視しますが肉眼で監視していました。
出航直前に人事異動があったことも重なり、双眼鏡を片付けた場所の引継ぎができておらず双眼鏡が行方不明になっていました。
予備の双眼鏡もなく、仕方なく肉眼で行っていたため、氷山に気づくのが遅れたのはタイタニック号が沈没してしまった大きな原因とも言えますね。
また、車は急に止まれないと言いますが、船は水上なので道路に接地している車以上に急に止まることができません。
全長269.1mもある超大型豪華客船なので、氷山を避けるために航路を変更することもかなり時間と距離が必要です。
例えば22.5ノット(秒速11.6m)で航行している場合、止まるには1.2kmも必要とされています。
しかも、ただでさえ曲がるのに時間と距離が必要なのにも関わらず、見張りが氷山を見つけたのは450m前方の時でした。
さらに海面にモヤがかかっていたこともあり肉眼での発見が遅れ、ぶつかるまでは30秒ほどしかなかったので曲がり切れなかったこともタイタニック号が沈没してしまった原因ですね。
タイタニック号【沈没場所】地図のどこ?沈んだ場所のGoogleマップ座標も!のまとめ
The time has come. ❤️️
Titanic is NOW PLAYING in theatres for an exclusive limited engagement. pic.twitter.com/6xt81Tg5OL
— Titanic (@TitanicMovie) February 10, 2023
タイタニック号の沈没場所は北大西洋で、氷山鑑賞の聖地とも言われている場所です。
Googleマップの地図上の座標では『41°43’35.0″N 49°56’54.0″W』の場所で、カナダのニューファンドランド島の南東から約600kmの地点です。
タイタニック号が沈没した時間も以下の通りです。
- 4月14日23時40分:氷山に衝突
- 4月15日0時15分:遭難信号を発信
- 0時25分:カルパチア号からの返信
- 1時30分頃:タイタニック号の船体が浸水
- 2時15分頃:船が急激に傾く
- 2時20分:タイタニック号の船体が折れ沈没
- 4時頃:カルパチア号の救助が開始
氷山にぶつかったことでタイタニック号が沈没してしまいますが、大きな原因としては以下の3つあります。
- 海上の監視を双眼鏡ではなく肉眼で行っていた
- 海面にはモヤがかかっていて見にくかった
- 大型の豪華客船のため旋回に時間と距離が必要で間に合わなかった
1,513名の犠牲者が出てしまい世界最大の海難事故と言われているタイタニック号の沈没のあとは安全性の確保が見直されています。
国際会議で条約も採択され、無線の義務付けなどが強化されています。
ハンドルを切れば即曲がれる車と違い、船は海上では止まることも曲がることも簡単ではありません。
タイタニック号のような超大型の豪華客船で曲がるのも止まるのも時間と距離が必要なのに、肉眼で監視していて、氷山を見つけるのが遅れたことが大きな原因だったと言えますね。
なぜタイタニック号が引き上げられないのかについてもまとめています。