トルクレンチおすすめ5選!トルクレンチの種類や用途から選ぶ

工具
  • トルクレンチってどんな種類があるの?
  • 使いやすいものが欲しいけど何が良いのか分からない
  • せっかく買うなら長く使えるものがほしい!

 

こういった方にどんなトルクレンチがおすすめか解説します。

あなたにピッタリなトルクレンチはトルクレンチを使用したいところから考えていく必要があります。

 

一級自動車整備士である私が現場で各種を使用した感想などを交えて解説・紹介したいと思います。

今回はトルクレンチの種類やオススメのトルクレンチについて解説します。

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トルクレンチの種類

単能型トルクレンチ

特徴

決められた1つのトルク値のみ管理できるトルクレンチ。

規定のトルク値に達したら「カチッ」と音が鳴り、手に軽いショックが伝わるので使いやすいトルクレンチです。

 

1本のトルクレンチにつき、1つのトルクしか管理できないのでトルク値を変更して使用することができませんが、間違ったトルク値で締めてしまうミスを防ぐことが出来ます。

 

パッと見た感じでは後述するプリセット型と似たような見た目をしています。

 

どういう時に使う?

1つのトルク値のみ管理できる特徴から、同じトルク値で何度も締め付ける作業を行うところで使います。

 

例えば、自動車車両や部品などの工場の組立・製造ラインです。

また整備の現場では車検の検査ラインでホイールナットの締め付け確認を行う際に使用したことがあります。

 

トルク値が1種類しか使用できないので、DIYで幅広い場所に使用する予定なのであれば後述するプリセット型の方がオススメです。

 

逆にDIYはやらない。タイヤ・ホイールの交換ぐらいしかしない。という方にはトルク値を変更する必要がないので単能型がオススメですね。

 

プリセット型トルクレンチ

特徴

単能型と同じく規定のトルク値に達したら「カチッ」と音が鳴り、手に軽いショックが伝わるのでDIYでも使用しやすく、初心者~プロまで幅広く使用されている一般的なトルクレンチです。

単能型との違いは、規定のトルク値を任意に変更できるところです。

 

変更できるトルク値の範囲にはトルクレンチのサイズやメーカーによって違いがあります。

 

どうやって適切なトルク範囲を選ぶの?
購入の際はメインで使用したい箇所のトルク値を確認してから、トルクレンチの調整範囲の2割~8割の間のものを選ぶと良いですね。


使用したい箇所のトルク値:100N・m

OK例

調整範囲:40N・m~200N・m
NG例
調整範囲:20N・m~100N・m

この例のように使用したい箇所100N・mに対して、調整範囲が100N・mまでしかないトルクレンチは限界付近で使用することになるので適しておりません。

 

他にも気を付けるべきことがありますが、間違った使い方や注意点は別の記事にて解説しています。

どういう時に使う?

トルク値を任意に変更できるので、トルクレンチの持つトルク値の範囲に応じた場所に使用できます。

 

カーショップやディーラーでホイールナットの締め付けだけでなく、足回りやブレーキの部品を分解・交換するときに車種や使用箇所に合わせたトルクに切り替えて使用しています。

私も仕事やプライベートで一番使用する種類のトルクレンチです。

 

デジタル型トルクレンチ

特徴

トルク値をデジタル表示できるトルクレンチ

設定したトルクに達するとブザーが鳴ったり、ランプが光るものなどメーカーによってアラートの方法が違います。

 

設定できるトルク値が低いモデルの場合、単能型やプリセット型と比較するとコンパクトなものが多く、狭い場所でも作業をしやすい特徴があります。

 

こちらもプリセット型と同様にメインで使用したい箇所のトルク値を確認してから、トルクレンチの調整範囲の2割~8割の間のものを選ぶと良いですね。

 

どういう時に使う?

設定トルク値の変更がプリセット型より素早くできます。

なので頻繁にトルク値の切り替えるところで使用されています。

 

特に頻繁に切り替えているのは精密機械の組立工場です。

小さなねじに対して少しずつ違うトルクが設定されていることも多いので素早く切り替えて組立や検査を行っています。

 

デジタルなので単能型やプリセット型と比べると少し高価なものが多い印象です。

整備の現場では使用する種類(メーカー)がいくつかあり、トルク値の調整方法もそれぞれ違ってくるので、「どのボタンが設定モードだっけ?」とボタン操作に慣れが必要です。

何度か使用すると慣れてくるので、気になるのは最初だけかと思います。

 

合わせて必要な工具

トルクレンチだけでは締め付けることができません。

例えばタイヤ・ホイールを交換する際には以下2つが必要になります。

ソケット(必須)

対象のボルトやナットと同じサイズのソケットを選んでトルクレンチに装着して使用します。

 

エクステンション(状況に応じて必要)

ホイールのデザインによってはホイールナット部分が深く入り込んだものもあります。

その場合、トルクレンチを使用するとホイールやボディに当たってしまうことがあるので当たらないようにするために使用します。

 

新車時に装着している純正ホイールであれば必要がないケースが多いかと思いますが、あると便利です。

 

トルクレンチと上記2つがセットで販売されているものがあります。
購入する際はセットのものをオススメします。

 

おすすめトルクレンチ5選

今回は自動車のホイールナットに使用するトルクレンチをご紹介します。

単能型

TONE ホイルナット用トルクレンチ

 

自動車用ホイールナット専用の単能型トルクレンチ。

トヨタ車やダイハツ車に多い103N・mの1種類専用です。

 

有名工具ブランドのTONEなので品質は抜群。

私はソケットなどは別で持っていますので気になりませんが、こちらにはソケットがセットになっていないのでご注意ください。

 

TONE ホイルナット用トルクレンチ

同じく自動車用ホイールナット専用の単能型トルクレンチ。

ホンダ車や日産車に多い108N・mです。

 

上記と同じく有名工具ブランドのTONEで品質は抜群ですよ。

 

こちらもソケットがセットになっていないのでご注意ください。

上記との違いはトルク値の違いです。

プリセット型

エマーソン プリセット型トルクレンチ

締め付けに必要な各サイズのソケットや延長のエクステンションもセットになっていてハードケースに収納できます。

 

もしソケットが別売りのものだとソケットのみ紛失してしまうこともありますので、すべてケースに収納できる方が便利ですよ!

 

アストロプロダクツ プリセット型トルクレンチ

現在私が使用しているものと同じものです。

こちらもソケットがセットになっていないのでご注意ください。

 

このモデルを約10年使っていますが、まだまだ現役です。

10年以上使えると考えると価格も安く、かなりコスパが良いですよ!

 

デジタル型

エマーソン デジタルトルクレンチ

デジタルトルクレンチに、ありがちなボタン操作方法が分からず結局使いにくくて買いなおしたという方もいらっしゃるのではないかと思います。

難しいボタン操作の必要がなく、高価なものが多いデジタル型ながら価格もリーズナブル。

 

締め付けに各サイズのソケットや延長のエクステンションもセットになっており、電池交換に必要なドライバーも作業・電池交換に必要なすべてのツールがセットになっています。

 

これひとつで完結するのは良いですね!

 

まとめ

いかがでしょうか。

今回は自動車用としてトルクレンチをご紹介しました。

皆様のライフスタイルや使用用途に合わせてピッタリなトルクレンチを選んでいただければと思います。

またトルクレンチの使用方法についても詳しく解説しています。
【徹底解説】トルクレンチの正しい使い方と10個の間違った使い方
正しい使用方法で長く使用してくださいね。

最後まで見ていただきありがとうございます。

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