パナソニックのフードプロセッサーの口コミまとめ!MK-K82の評判をレビューしていきます!
面倒なみじん切りやハンバーグのタネが簡単に作れる、メニューの幅も広がる便利なキッチン家電、フードプロセッサー。
今回は、パナソニック(Panasonic)のフードプロセッサー(MK-K82)の評判から見たメリット。デメリットをまとめてみました。
また、パナソニックのフードプロセッサーは3機種出ていますが、それぞれの違いや価格情報にについても調べてみましたので、ご一読いただければ幸いです。
フードプロセッサー MK-K82の悪い口コミとデメリット
まず、悪い口コミからデメリットを探ってみました。
人気商品でパナソニックという安定感のあるメーカーなので、機能についての悪い口コミはほとんどないようです。
- 旧モデルより機能が少なくなった
- 付属品が多いので収納場所を取る
という2点が目立ったデメリットでした。
旧モデルより機能が少なくなった
パナソニック フードプロセッサー MK-K82の旧製品はMK-K81です。
MK-K81に搭載していた「パンこね機能」「速度調節機能」などいくつかの機能が、新モデルのMK-K82からなくなりました。
- 新製品なのに旧モデルの劣化版だ
- 新機種もパン作りができると思っていたのに残念
- おろし刃が金属からプラスチックになったのは残念
といった口コミがあります。
以下は旧モデルからの主な変更点です。
- 付属品から「パンの羽根」がなくなり、パンこね機能がなくなった
- 回転速度「低速」「あらびき」「高速」の3段階調節が、調節がなくなり高速回転だけになった
- ナイフカッターの刃がブラックハードチタンからステンレスになった
- おろしカッターの刃が金属から硬質樹脂になった
- 消費電力が120Wから150Wになった
- 電源コード収納がコードリール式から巻き取り式になった
- 食洗機不可から食洗機対応になった
一見すると本当に機能が落ちたように思えますが、実はそうではないと私は思います。
旧モデルから新モデルへの変更の意図は「操作をシンプルに、手入れをしやすく」ということじゃないでしょうか。
旧モデルMK-K81の口コミから少し紹介してみます。
- 使いこなせれば、いろいろなことができて良い商品だと思うが、自分には高機能すぎてあまり使わなくなってしまった
- パンこねは、1回の作業でこねられる量が少ない(150g)
- せん切りは便利だが、パン羽根は使う予定がない
- 速度切り替えは、高速しか使っていない
もちろん使いこなしている人もいらっしゃいますが、パンこねについては使っていない人が多そうでした。
また、速度切り替えですが、これが便利という口コミはほとんどなく、かえって速度調節をどう使いこなすか悩んでしまうような面も見られます。
機能をいろいろ付けたことで、かえって使いこなしづらくなったこともあるのかもしれません。
速度切り替えの「あらびき」は1秒おきに停止と運転を繰り返す間欠運転です。
フードプロセッサーはふたを押さえると回転する仕組みなので、ふたをポンポンと間欠的に押さえることで「あらびき」と同じ動作ができるわけなんですね。
かえってその方がボタンでいちいち切り替えるよりも、自分で押さえて加減する方がやりやすい。
だから、速度切り替えをやめて高速回転に絞ったのではと考えられますね。
ナイフカッターの材質変更も、食洗機対応でコーティングが剥がれる心配のないステンレスに変えたのだと思います。
原料高騰で販売価格を抑えるための工夫もあるかと思いますが、あまり頻度の高くない機能を省いてシンプルな方向に切り替えた改良という感じですね。
消費電力は少し上がっていますが、長時間使用するものではないので電気代の差は微々たるものだと思います。
ただ、コード収納は底に巻き付けるんじゃなくて、コードリールの方が良かったなぁと思っちゃいます・・・
パンこね機能や速度切り替えができる旧モデルMK-K81は、生産を終了しています。
在庫販売をしているECサイトはまだまだありますので、旧モデルの方がいいなと思った人は早めにチェックしてくださいね。
付属品が多いので収納場所を取る
MK-K82は、付属品が大きくて片付けにくいという口コミがありました。
- 本体は程よい大きさだけど、付属品が本体と同じくらい大きい
- 付属品がかさばるので収納場所を確保しておいた方がいい
- スライス・せん切りカッターセットは単品でも結構場所をとる
- 付属品本体に収まりきらないので、片付け場所に困った
特に、スライス・せん切りカッターは投入専用のフタとケースが付いていてかさばります。
だから、収納場所には注意といったコメントが目立ちました。
MK-K82はパナソニックのフードプロセッサーの中で一番多機能なタイプです。
- ナイフカッター
- おろしカッター
- 鬼おろしカッター
- スライス・せん切りカッター(投入口付き専用フタ、収納容器付)
と、4種のカッターが付属しています。
カッターは刃の取扱いに注意しないといけないし、引き出しにもしまいにくそうなので、専用の箱を用意しておくといいかもしれませんね。
また、一番かさばるのはスライス・せん切りカッターセットなので、スライスやせん切り機能をあまり使わないと思ったら、別機種を検討してもいいと思います。
パナソニックのフードプロセッサーは他に2機種出ています。
3種のカッターが付いたMK-K62、ナイフカッターのみのMK-K32があります。
それぞれの機能の違いは後で紹介しますね。
フードプロセッサー MK-K82の良い口コミとメリット
続いて良い口コミの紹介です。
圧倒的に多いのは、下ごしらえの手間が省けたというところです。
特に大根おろしができるのが購入の決め手という口コミが目立ちました。
- 大根おろしやせん切りが簡単にできる
- 食洗機対応になって手入れしやすくなった
といった2つのメリットを紹介します。
大根おろしやせん切りが簡単にできる
フードプロセッサー MK-K82には、基本の刻む(ナイフカッター)に加えて、おろしカッター、スライス・せん切りカッターが付いていているところが高評価です。
- 手間がかかっていた大根おろしやキャベツの千切りを作るのが楽しくなった
- 苦手な大根おろしが一瞬で終わる、もっと早くに買っておけば良かった。
- せん切りは少し細すぎるけど楽だし速い!
- 混ぜてコネるのがが面倒なものもあっという間に終わる
- お好み焼きからサラダ用までキャベツのせん切りに大活躍
実際に使っている方の声がありました。
大根おろしが楽にできると、みぞれ鍋なども簡単にできますよね♪
みじん切りやせん切りなどが苦手なままでも、フードプロセッサーを使ってどんどんレパートリーを増やしていく方がいいと思います。
食洗機対応になって手入れしやすくなった
パナソニック フードプロセッサーの新モデルの特徴は、食器洗い乾燥機で洗えるようになったというところです。
- 食洗器対応だから手がかからなくて便利
- 前のはカッターの刃を洗うのが怖かったが、ケースに入れて食洗機で洗えるので安心
- 使用後の掃除も簡単で本体以外丸洗いできるのが良い
- ガラス容器だから汚れがきれいに落とせる
食洗機を持っていない人にはあまりメリットではないかもしれませんが、付属の洗浄カバーはカッターの安全カバーにもなります。
そして、パナソニックのフードプロセッサーはパーツがシンプルで洗いやすいのも特徴です。
フードプロセッサー MK-K82・K62・K32の違い
パナソニックのフードプロセッサーのラインナップは3種類。
どれも本体は同じで、付属品の数が違うことでできることも違ってきます。
MK-K32は基本機能を搭載したエントリーモデル

MK-K32 セット内容
MK-K32はナイフカッター付きで、刻む・潰す・混ぜるがこなせませす。
容器は樹脂製で、他の2機種より軽いので、高齢の方にも扱いやすいモデルです。
みじん切り、ドレッシング・マヨネーズ作り、ハンバーグやつみれなど、これだけでいろいろなことができます。
手ごろなエントリーモデルですが、基本機能だけも充分便利に使えます。
MK-K62はおろし&鬼おろしカッターが加わったタイプ

MK-K62 セット内容
MK-K62はナイフカッターに加えて、おろしカッターと鬼おろしカッターが付いています。
面倒な大根おろしも手軽にスピーディ、手動のおろし器よりもキメの細かいおろしが作れます。
ピューレや離乳食などにも活用できますね♪
鬼おろしは粗いので素材の歯ごたえが楽しめて水分が出にくいおろしです。
このカッターは大根だけでなく、ハッシュドポテトやリンゴジャムなどを作るのにも便利です。
MK-K82はさらにスライス・せん切りができる多機能タイプ

MK-K82 セット内容
MK-K82は、刻む・おろすに加えスライス・せん切りカッターが付いているハイエンドタイプです。
スライス・せん切りどちらにするか、円形のカッターの裏側についているツマミを切り替えてセット。
専用カバーの投入口から食材入れ、押込棒を当てれば、あっという間に薄く細かく仕上がります。
どのタイプも本体の性能・サイズは同じ、どんな使い方をするかに合わせて選んでくださいね。
フードプロセッサーのスペック
パナソニックのフードプロセッサー3種のスペックをまとめて紹介します。
- 価格/オープン
- 公式サイトでの販売価格
MK-K32:13、100円(税込)
MK-K62:16,400円(税込)
MK-K82:20,900円(税込) - カラー/ホワイト(W)
- 消費電力(約)/170W
- 容量(約)
【3機種共通】
たまねぎ(みじん切り)/最大量300g、最小量50g
魚のすりみ/最大量300g、最小量100g
ハンバーグのたね/最大量500g
【K62・K82タイプのみ】
大根・長いも(おろし・とろろ)/最大量 大根:250g、長芋:150g
大根(鬼おろし)/最大量250g
【K82タイプのみ】
たまねぎ(スライス)/最大量200g(1回の投入量100g×2回)、最小量/- - 定格時間/30分
- 大きさ(本体約)幅x奥行x高さ/23.4cm×15.8cm×20.9cm(ナイフカッター使用時)
- 質量(約)/K32:1.9kg、K62・K82:2.7kg(ナイフカッター使用時)
- 安全機能:モーター保護装置
- コード収納:本体底巻き付け式
- 食洗機対応(本体、へら付きブラシ除く)
- 容器/K32:プラスチック、K62・K82:ガラス
- 共通付属品/へら付きブラシ, カッター洗浄カバーふた, カッター洗浄カバー
- メーカー保証/1年
パナソニック フードプロセッサーの最安値情報
2022年12月19日現在の大手ECサイトの最安値を調べてみました。
●MK-K32(カッター1種・基本機能タイプ)
- amazon.co.jp:¥8,261
- Yahoo!ショッピング:¥8,344
- 楽天市場:¥8,485
●MK-K62(カッター3種付きタイプ)
- amazon.co.jp:¥11,988
- 楽天市場:¥12,093
- Yahoo!ショッピング:¥12,109
●MK-K82(カッター4種付きタイプ)
- amazon.co.jp:¥13,301
- Yahoo!ショッピング:¥13,435
- 楽天市場:¥13,800
価格は時期や販売店で変動しますので、大体の目安にしてくださいね。
今のところ、エントリーモデルなら8,000円台、上位機種でも13,000~14,000円台で購入することができそうです。
パナソニックフードプロセッサー口コミ!MK-K82の違いや評判レビューのまとめ
パナソニックは国内ではフードプロセッサーを長く作ってきたメーカーです。
それだけにカッターの切れ味や使い方など、製品には長年のノウハウが生きていて、使いやすく信頼性の高い製品だと思います。
でも、便利な道具も使う人によっては相性が悪いということがあります。
おススメできない人、おススメできる人をまとめてみました
パナソニック フードプロセッサーがおススメできない人
一度に少量しか調理しない人が挙げられます。
ずばり、みじん切りやせん切りは手間だけど、一度に少ししか作らないという人には、パナソニックに限らず据え置き式のフードプロセッサーはおススメできません。
フードプロセッサーに入れる食材は多すぎるのはもちろんですが、少なすぎてもちゃんとした出来上がりにはならないんです。
また、少しだけ調理するのに本体をセットして、使い終わったら洗って・・・という手間を考えると、包丁やおろし器を使った方が手軽で早いということもあります。
1人か2人くらいの世帯で、あまり作り置きなどをしないなら、もっとコンパクトなタイプの方が使いやすいと思います。
コンパクトタイプのフードプロセッサーなら、レコルト カプセルカッター ボンヌ(RCP-3)が人気。
可愛いし、泡立てやクラッシュアイスも作れるのでおススメです。
パナソニック フードプロセッサーはこんな人におススメします。
- みじん切りや大根おろしなど面倒な下ごしらえを簡単に作りたい人
- 介護食やペースト作りなど食材を細かくする調理がしたい人
- ありあわせの食材を使って、いろいろ工夫がしたい人
- 3~4人家族くらいの世帯の人
容量が大きめなので、4人世帯くらいにちょうどいい分量が作れます。
もちろん、少人数のご家庭や一人暮らしでもタマネギのみじん切りを作り置きして冷凍しておくなど、ストック食をよく作る人には重宝すると思います。
アイデア次第でメニューが広がるフードプロセッサーは、毎日の食生活を楽しくする家電です。
ぜひ、自分に合ったものを選んで取り入れてくださいね。