今や掃除機といえばダイソン。
淡々としたナレーションで機能を語るTVCM、知らない人はいないくらい日本に定着したサイクロン掃除機ですね。
今回は、2021年5月に発売したスティックタイプのコードレスクリーナー、ダイソン(Dyson)V12 Detect Slim SV20についてウォッチしてみました。
口コミも含め、付属品やグレードの違いを比較してみたり、いろいろ調べてみましたので、ご参考になれば幸いです。
過去にはダイソンのSV18FFについてまとめています!
⇒ダイソンSV18FFの口コミレビュー!デジタルスリムフラフィの評判はコチラ
他にも幅広く家電製品の口コミをまとめています!
ダイソンV12 Detect Slimの悪い口コミや良くないところ
21年の5月発売以来、いろいろな口コミが出ていますが満足度の高いものが多く、低評価なのは製品不良や、店舗・配送の対応などが主でした。
でも、ここがもっとこうだったら、といった改善を指摘する口コミはあります。
その中から気になる点を紹介したいと思います。
ゴミ捨て簡単!でも、ちょっと面倒なところも
クリアビン(集塵カップ)のゴミ捨てはとても簡単ですが、残念ながら手を汚さずとまではいかないようです。
こんな内容の口コミがありました。
- フィルターに付いたゴミを毎回トングでとり、ホコリまみれになったケースを洗ったり拭いたりするのが思ってた以上に面倒でした
- 女子率の高い我が家は髪の毛が多いのでゴミの中の上の方でぐるぐるになってしまって取りにくい
- ゴミ捨ての時に赤いパッキンと本体の間に髪の毛が挟まり、割り箸で取らないといけない
- クリアビンをこまめに洗わないと、細かな汚れが見えるのでそこだけが唯一気になる点です
ゴミ捨てはクリアビンの赤いレバーを引いて底を開けるだけで、ゴミ袋に中身を落とします。
その際、髪の毛などが中で絡んで落ちずに残ってしまうことがあるようです。
100%キレイに落ち切ることはないですが、ゴミ捨ては紙パックの入れ替えよりずっと簡単で手間がかかりません。
絡んだゴミを取り除くのは面倒ですが、これだけは手作業でやるしかないようですね。
でも、V11シリーズからクリアビンは外してお手入れできるようになりました。
今までより手入れがこまめにできるようになったところは改善点だと思います。
水洗い後、フィルターの乾きが遅い
取扱説明書にはフィルターは月1度くらい水洗いしてくださいとあります。
フィルターは乾くまで時間がかなりかかるようで、不便を感じる口コミがありました。
- フィルターの水洗いをしたら、なかなか乾かないので困ります。
- 乾いているから大丈夫だと思って取り付けると「目詰まり」の表示
- フィルターを洗ったら二日経っても乾かない
これはV12シリーズだけでなく、ダイソンの掃除機全般の悩み事のようですね。
ダイソンのフィルターは高性能、そこから出た排気は元の部屋の空気よりきれいになっているそうです。
高性能フィルターは空気中の細かい粒子を逃さないよう中身がみっしり詰まっています。
例えるなら布団を丸洗いして自然乾燥するのと同じようなもので、中までに乾くのに日数がかかります。
中途半端に乾かして使うと湿った内部でカビや雑菌が繁殖し、嫌な臭いの原因になります。
フィルターを洗った後は風通しのいい場所に置いて、中が完全に乾くまで待たないといけません。
ダイソンの説明では24時間以上ということですが、湿気の多い日本の気候では2~3日、場合によればそれ以上かかることもあるようです。
なお、天日干しやドライヤー乾燥は劣化や変形の原因になるので、やらないでくださいね。
フィルターを早く乾かすアイデアとしては、サーキュレーターを上に向けてその上に置くというものがありました。
扇風機を使う季節なら、傍に置いて風を当てるのも簡単ですね。
でも、洗い替えにスペアのフィルターをもうひとつ用意しておくのがベストだと思います。
この記事を書いている時点では、まだ公式でも交換用フィルターだけの販売はしていないようです。
ダイソンのサポートに問い合わせれば入手できるので、スペアフィルターの追加購入をおすすめします。
ダイソンV12 Detect Slimの高評価な口コミと良いところ
V12シリーズの従来品と違う最大の特徴は、「お掃除という家事仕事を可視化した」という点です。
レーザーライトでホコリがよく見える
レーザー照射で目の前のゴミがはっきり見える点は口コミでも大好評。
- しっかりホコリが見えて吸い取れるので毎日掃除機かけながら感動しています
- 光で埃が見えるためどこまで掃除をしたのかが明確にわかるようになり、無駄な労力を使わなくてもよくなりました
- 掃除するべき理由が確認出来るのでモチベーションが上がります
- 軽くて使いやすい。LEDでほこりが見えるのでやり残しがない
- 使ってみてまずレーザーに感動!めっちゃゴミ見える!
フローリング用のクリーナーヘッド・レーザースリムフラフィに付いているレーザーライトはヘッドの右端、接地面ギリギリのところにあります。
なので、床がライトアップされた状態になり、小さなホコリがくっきりと見えます。
目の前にあるゴミがクリーナーヘッドが通った後はキレイになる。
掃除機をかけるのが、すごく楽しくなる仕掛けだと思います。
ライトは緑色ですが、これは人間が一番目で追ってしまう色なんだそうです。
但し、フローリングではよく見えるライトですが、凹凸の多いカーペットでは見えません。
白っぽい色の床ではあまりよく見えませんが、照明を落としたら見やすくなるかもしれません。
同じようにライトを搭載した掃除機では日立のパワーブーストサイクロンがあります。
実用化したのは日立の方が早いのですが、ヘッドの上部分にライトがありホコリを見下ろす形で光が当たるようになっています。
日立もスグレモノの掃除機だと思いますが、ダイソンと比較すると下からライトアップしているダイソンの方が、ホコリがよりハッキリ確認できると思います。
お掃除の成果がグラフでわかる
V12シリーズに搭載している液晶ディスプレイは、レーザーライト同様にお掃除のモチベーションを上げる機能です。
こんな内容の口コミがありました。
- 本体に画面が搭載されていてゴミの量や大きさを可視化してくれるので個人的には気にいっている部分です
- 10秒で4万個とか表示されて、どんだけ汚れてたんや!ってことがわかる
- 吸ったゴミも可視化されるので部屋汚れの目安や掃除した感がいいです
- 良く見えないゴミが取れている事がわかります
吸い込んだ粒子をピエゾセンサーが1秒間に15000回計測、ゴミの量とサイズを測定してグラフにします。
センサーはグラフ化だけでなく、オートモード時にゴミの量を検知して自動的に吸引力を高めるなどの調整にも働いています。
グラフが伸びなくなったら、お掃除完了。
花粉が気になる季節には、花粉の大きさに合う黄色の棒グラフが気になるかもしれないですね。
トリガースイッチからボタン式に
V12シリーズでは電源ボタン式を採用。本体前面の大きな赤いボタンを押すと運転開始です。
旧シリーズV10の口コミではこんな声がありました。
- ボタンを押し続けないといけないのが疲れます
- 一番の欠点は重い点です。掃除機の重さもありますが、トリガーを押し続けないといけないのが原因ではないかと感じます
トリガー式は、必要なところだけ集中的に掃除する時には便利です。
指を離すだけで止まるので、余分なバッテリーの消耗も防ぎます。
でも、普段の広い範囲のお掃除ではトリガーをずっと押さえたまま掃除機をかけることになります。
V12シリーズがトリガーでなくボタンのON/OFFで運転できる点は、多くの人に歓迎されています。
- 前ダイソンは押さえながら掃除をしていたので基盤が押し込まれ接触が悪くなったりしましたがスイッチ式なので安心して掃除が出来る。
- 電源ONがトリガーではなくボタンなので女性の手でも使いやすい
- スイッチがボタン式になったので、ずっと押さえなくてよくなった
- 電源がトリガー式からボタン式に変わって常時引いていなくていいので操作が楽になりました
トリガーからボタンになったことで、腕の力の入れ方も変わります。
前の機種よりずっと軽くなったという口コミが多いのも、電源スイッチがボタン式になった影響が大きいと思います。
クリーナーヘッドは髪の毛が絡みにくく、外して洗える
V12 シリーズのクリーナーヘッドは毛が絡みにくいと評判です。
こんな内容の口コミがありました。
- 柴犬を飼っていて毛がすごいので、布団やカーペットの毛対策の掃除機を探していました。布団には毛絡み防止スクリューツールが良いです
- V12は、ヘッドに毛が絡みにくくなり分解して掃除するのも簡単
- まず髪の毛が絡まりにくい。これだけでもGOOD!
- カーペットにはダイレクトドライブクリーナーヘッドを使うと、一回でかなり毛が吸引できます。
V12 Detect Slim SV20 Total CleanやAbsolute Extraに付いているダイレクトドライブはカーぺット用のクリーナーヘッドです。
しっかり吸い込み、しかもブラシに毛が絡みにくいと好評。
さらにブラシ部分は外して水洗いできるようになりました。
またどのタイプにも付いている毛絡み防止スクリューツールは、その名前の通りブラシに毛が絡むのを防ぐため、独自の円錐形をしたヘッドです。
スクリューに巻きついた毛は、ヘッドの太い方から細い方に向かって回転しながら吸い上げられます。
シュルっとゴミを抜き取るように本体に吸い込まれるので、長い毛も残りにくいんですね。
小さなヘッドなので、ソファやペット用ベッドあるいは車内などに向いています。
フトンツールを使うよりこちらの方が布団掃除にいいという口コミもありました。
ペットのいるお家にはうってつけのヘッドだと思います。
ダイソンV12 Detect Slim の付属品やスペック
V12 Detect Slim には3つのタイプがあります。いずれも機能は同じでセット内容の違いが価格差になっています。
V12 Detect Slim SV20 Fluffyは、クリーンヘッド1種、掃除ツール3点のセット
V12 Detect Slim SV20 Total Cleanは、クリーンヘッド2種、掃除ツール5点のセット
V12 Detect Slim SV20 Absolute Extraはクリーンヘッド2種、掃除ツール6点のセットで、限定カラー。ダイソン公式ショップだけの販売です。
付属品やスペック
V12 Detect Slimの付属品やスペックについて、Total CleanとFluffyの2種を比較してみました。
Total Clean | Fluffy |
●型式/SV20 ABL | ●型式:SV20 FF |
●公式販売価格/97,900円(税込) | ●公式販売価格/86,900円(税込) |
●クリーナヘッド2種
|
●クリーナヘッド1種
|
●掃除ツール5点
|
●掃除ツール3点
|
ダイソン公式ショップ限定のV12 Detect Slim SV20 Absolute Extraは、公式販売価格102,300円(税込)です。
Absolute Extraは、Total Cleanのセットに加え、暗い隙間を照らすLED隙間ノズルをセット。
公式ショップでしか買えないゴールドの限定カラー、プレミアム感満載ですね。
各スペックの共通項目
スティック時の長さ:1095mm(レーザースリムフラフィ取付時) |
本体質量:1.5kg(バッテリー含む) |
スティック装着時の質量:2.2kg(バッテリー含む・レーザースリムフラフィ取付時) |
電源スイッチ:ボタン式 |
充電時間:約3.5時間 |
モーター回転数(毎分):125,000回転 |
吸引モード
|
運転時間
|
集塵容量:0.35L |
排気:0.3ミクロンの粒子を99.99%除去 |
付属品
|
メーカー保証:2年(要製品登録) |
過去のシリーズとの違いを比較
ダイソンのスティッククリーナーといえば、吸引力は別として扱いづらい点がいろいろありました。
V12 Detect Slimは、それまでのダイソンからいろいろな点が改良されています。
スティックの長さが短くなり、扱いやすい
V12シリーズはV11までの旧シリーズよりスティックが10~14cmくらい短くなっています。
今まで長すぎて扱いづらいと感じていた人に使いやすい長さになりました。
逆に今までの長さでちょうど良かったという人には、ちょっと短くて使いづらく感じるかもしれません。
同じくらいの長さの機種では
- 最軽量モデルのMicro
- フローリング専用で小回りのきくOmni-glide
- 機能と軽量の中間をとったDigital Slim
上記の3機種があります。
V12シリーズは同じくらいのコンパクトさで、パワーはV11と遜色のない強さを実現しています。
エコ・中・強に加えてオートモードを搭載
オートモードはV12・V15シリーズから搭載している機能です。
モーター駆動ツールを使っているとき、自動的に最適な吸引力と運転時間を調整してくれるのでお任せで掃除ができます。
隙間ノズルなどモーター駆動しないツールに付け替えると中モードに切り替わります。
オートモードは最適なカタチでお掃除ができるので、バッテリー消費に無駄がないと思います。
メーカーもオートモードの使用を推奨しています。
重量は2kg越え、でも掛けやすさは向上
V12 Detect Slimの重さはヘッドにより変わりますが2.2~2.4kg。
V11の重さ(約2.7kg)より軽量化、それでも重さはそこそこありますね。
トリガー式から、ボタンでON/OFFに変わったことで指が離せるようになりました。
これにより、重さの負担感は減っていると思います。
また、本体の大きさも少しスリムになり、圧迫感が減りました。
その代わり集塵容量は0.35Lと小さめ、ファミリータイプのマンションを掃除するなら途中で1~2回捨てる必要がありそうです。
軽さで求めるなら、Digital Slimは1.9kg(操作はトリガー式)で割とパワフル。
また、MicroやOmni-glideは1kg前後とさらに軽量でボタン式操作です。
軽くなっていても、ダイソンのスティック掃除機はモーターが手元にあるため、重心はどうしても腕にかかります。
高齢者や力の弱い人、足元が不安な人にはバランスが取りにくいかもしれません。
そういう方には他社製品の方が適している場合もあります。
稼働時間は最大60分、残りの運転時間は秒単位で確認できる
V12シリーズの液晶ディスプレイには、様々な表示機能があるのも特徴です。
特に便利なのが、運転状況のお知らせです。
モードを切り替えると、それに応じた残りの使用時間がグラフの下に表示されます。
突然のバッテリー切れを心配しなくても大丈夫なのは心強いですね。
連続使用時間はエコモードで50分(非モーター駆動ツールなら60分)。
フラットなフローリングの掃除ならエコモードで充分だと思います。
掃除機を床に強く押し付けるのは逆効果です。
軽く持って、ゆっくり滑らせていくとエコモードでちゃんときれいになりますよ。
バッテリーは着脱式で交換も簡単なので、もう一台バッテリーを充電しておくと充電切れになってもすぐ掃除が続けられます。
単品の専用バッテリーは別売りです。
⇒SV20専用着脱式バッテリーセットの販売公式ページはコチラ
充電器が付いているから、本体の充電器を使わなくてもOKです。
音が静かだから、お掃除しながら会話もできる
V12シリーズのモーター音はV10・V11シリーズと比べて、かなり静かになっています。
口コミでも良くなった点として、制音性を上げている意見が多くありました。
強モードの時にはそれなりに大きな音になります。
でも、エコモードの時は手近にモーターがあるにもかかわらずTVの音も聞こえるし、離れた人と会話できるくらい音が抑えられています。
私も実際に聞いてみたのですが、ダイソンなのに音がこんなに静かってスゴイ!と実感いたしました。
専用スタンドが付属、壁掛けせずに収納できる
ダイソンのコードレスクリーナーは自立しないので、充電しながらきれいに収納するには別の物が必要です。
V12シリーズには専用充電ドッグというスタンドが付属しています。
クリーナーヘッドを付けたまま掛けて充電しておけるので、必要な時すぐに使えます。
V10までのダイソン製品は、収納用ブラケットがありましたが、壁にネジ止めしなければならないのがネックでした。
そのため、他のメーカーがわざわざ専用のスタンドを作って販売しています。
なぜ、長らく自社製の収納スタンドがなかったのでしょう?
壁に穴をあけたくない(賃貸ならなおさら)というのは、日本人特有の感覚なんでしょうか?
ダイソンのコードレスクリーナーの歴史を見ていると、2020年頃からコンパクト化が始まり、日本家庭で使いやすい製品を発売しだした印象があります。
壁に穴をあけずにヘッドをつけたまま掛けられる充電スタンド。
他社メーカーのダイソン専用スタンドに触発されたのかもしれませんね。
ダイソンV12 Detect Slimの最安値情報
大手ネット通販サイトの価格比較ができる「最安値ドットコム」で調べてみました。
V12 Detect Slim Total Clean(SV20 ABL)
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※2021年12月30日現在の検索結果です。時期により価格は変動しますので、詳細は販売サイトにてご確認ください。
21年5月に出た新製品、しかも人気で品薄なのであまり値崩れはしていないようです。
V12シリーズの発売で旧モデルが安く手に入る機会が増えてきました。
もちろん、そのチャンスを見逃さず検討することはあり!です。
でも、V12シリーズは従来品に比べて使い勝手が大幅にアップ、「視える化」でお掃除が楽しくなるというメリットはとても大きいものです。
掃除機は毎日使うものですから、値段より使い勝手を優先するのもいいのではと思います。
ダイソン直販サイトだけの購入特典とは?
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これ以外にも「伸びて曲がり、狭い隙間の掃除に便利なフレキシブル隙間ノズル ご購⼊の⽅全員にプレゼント」なども用意しています。
高価格商品なので、手数料無料分割払いの利用も検討しておきたいところですね。
※楽天やPayPayモールのダイソン公式ショップは上記特典の対象外となります。
ダイソンV12 Detect Slimを実際に触ってみました
ダイソンの掃除機がそれまで持っていたマイナスのイメージってこんな感じでしょうか?
- 重くて疲れる
- 音がうるさい
- 身長が低い日本人には使いづらい
V12 Detect Slimはこうした不満を吸い上げ、改良を重ねてきた結果の製品です。
3年前、ダイソンのコードレスクリーナーを店頭で試したことがありました。
そのとき、私が感じたのは「重くて長くてウルサイなぁ」でした。
床掃除のデモでは「バランスが不安定で疲れそう」と思いました。
結局、これは高い買い物になると思い、購入には至りませんでした。
今回、V12 Detect Slimを店頭で試してみて、数年前に感じた不安はまったくありませんでした。
重さもそれほど感じず、バランスもずっと良くなっています。
また、レーザーでダストが浮き上がって見えるのは面白く、グラフ化も楽しい仕掛けだと思います。
ヘッドの自走は若干物足りなく感じましたが、動きは軽くスムーズです。
もちろん、吸引力が安定して優れているのはさすがダイソンです!
ダイソンV12シリーズはそれぞれこんな人におススメ
- Fluffy(SV20 FF)
- Total Clean(SV20 ABL)
- Absolute Extra(SV20 ABL EXT)
上記3つの違いはクリーナーヘッドと掃除ツールの数なので、お住まいの環境に合わせて選べばいいと思います。
どのタイプにも毛絡み防止スクリューツールが付いているので、ペットがいるお家にはどのタイプもオススメです。
Fluffy(SV20 FF)はこんな人にオススメ
- フローリング主体の家に住んでいる
最初はFluffy(SV20 FF)を購入、後で必要なパーツだけ買い足す方法もありますよね。
Total Clean(SV20 ABL)はこんな人にオススメ
- カーペットを敷いている(カーぺット対応のダイレクトドライブヘッドが使える)
- 車内や狭い場所の掃除にも使いたい(延長ホースが使える)
- 付属品は充実している方がいいと思う
Absolute Extra(SV20 ABL EXT)はこんな人にオススメ
- 公式限定品ならではの特別感を求める人
- LEDライト付き隙間ノズルが欲しい人
暗い隙間を照らす隙間ノズルは、このタイプのみの付属品で別売していません。
ダイソンV12 Detect Slim SV20の口コミレビュー!付属品やグレードも比較のまとめ
口コミを見ていてあまりにも悪いレビューが少なく、今回は欠点を探すのに苦労しました(笑)
従来モデルから買い替えた方は、新しい機能と前に比べて格段に違う使い勝手の良さに満足されているようです。
私も実際に触れてみて、ダイソンのイメージが少し変わりました。
日本のユーザーがこれまで抱いていた不満を解決しようと頑張ったと感じました。
勝手に吸引力を調整してくれるオートモード機能で強さもお任せできます。
液晶表示もハッキリと見やすくできています。
今回の口コミで一番多かったのが、掃除機をかけるのが楽しくなったということでした。
吸い込む対象が見える、吸い込んだ成果が表示される
仕事と同じでお掃除も目標が見えたらやりがいや達成感が生まれますよね。
掃除機かけをゲーム感覚で楽しくこなせる作業に変えたV12は素晴らしい製品だと思います!
過去にはダイソンのSV18FFについてまとめています!
⇒ダイソンSV18FFの口コミレビュー!デジタルスリムフラフィの評判はコチラ
他にも幅広く家電製品の口コミをまとめています!