BeefSteak Plant(ビーフステーキプラント)には、どういった由来や語源があるのでしょうか。
紫蘇(シソ)は植物ですが、お肉のような言い方をする理由をまとめていきます。
この記事でわかること
- ビーフステーキプラント(BeefSteak Plant)由来や語源とは?
- 実は海外では紫蘇は知られていない?
ビーフステーキプラント(BeefSteak Plant)由来や語源とは?
紫蘇(シソ)は一般的に英語で、BeefSteak Plant(ビーフステーキプラント)と言います。
BeefSteak Plant(ビーフステーキプラント)の語源は、赤紫蘇の葉っぱの色が由来していて牛肉を切ったときの色が似ているからだと言われています。
シソの正式な植物名称や学名を英語で言うと、Perilla(ぺリラ)とも言われています。
またフランス語では、Perilla de Nankin(ペリア・ド・ノンキャン)と言われていて、『南京シソ』を意味しているそうです。
シソと一言に言っても、青じそ(大葉)や赤しそのような色の違いや葉に縮みの有無など、種類は様々ですが、BeefSteak PlantやPerillaは私たちが一般的に想像するシソを指しています。
シンプルに『SISO(しそ)』とも言われていますね。
ちなみに、紫蘇という言葉は中国植物名で『シソ』というのは和名なんです。
Wikipediaでは『紫蘇』の漢字の由来が書かれていました。
「紫蘇」は伝説で若者が蟹による食中毒を起こし死にかけた時に、シソの薬草を煎じて飲ませたところ回復したことから、紫の蘇る草の意味でついた。もしくは、蟹を食べて食中毒になり死にかけた子供に、紫のシソの葉を食べさせたところ蘇ったため、この草を「紫蘇」と呼ぶようになったとも伝えられている。漢字の「紫蘇」は、もともと赤ジソに由来する。
古名をイヌエと言い、イヌは似て非なるものの意味で、エとはエゴマのことを指し、エゴマに似るがエゴマとは異なる植物という意味で呼ばれたものと考えられている。葉の色によって赤ジソ・青ジソに大別され、葉のしわが多いものはチリメンジソと呼んでいる。
引用:Wikipedia
紫蘇というのも、BeefSteak Plantも実は赤シソが由来になっているのは共通していますね。
実は海外では紫蘇は知られていない?
ブロックの豚バラをアルミホイルで巻いて焼いたら激うまでした
たらふくエゴマの葉食べれたし、大満足で、成田屋のキムチが1番美味しい pic.twitter.com/EiHJTdXd84— NO (@naooo_88) February 14, 2023
エゴマの葉は紫蘇(シソ)の葉と見た目がとても似ています。
シソは海外では意外と知られていないようです。
アメリカに住む日本人が『Green SISO』とタグのついた植物をシソだと思って購入し、育ててみるとエゴマだった経験がある方もいらっしゃるほど。
シソの葉とエゴマの葉は似ていることから間違って販売されていることもあるようですね!
日本では赤シソは梅干しなどにも使われていますし、和食では大葉を使った料理も多くありますよね。
海外では外来種の植物ということもあり、あまり知られていないこともあるようです。
ビーフステーキプラント【BeefSteak Plant】由来や語源とは?紫蘇の英語英名のまとめ
BeefSteak Plant(ビーフステーキプラント)は、赤シソの色が牛肉の色に似ていることが由来や語源になっているのは意外でした!
植物なのにステーキというのは違和感がありますよね。
言葉の始まりは見た目で似ているものを連想されることも多いので、たまたま植物を牛肉のようだと感じたことが、BeefSteak Plantの由来なんですね。
海外では日本と同じように『SISO』ということもあるので、青じそと大葉のように同じものを違った言い方もしているようです。