今回はアビエン(abien)のホットプレート・マジックグリル(型番:JF-MG01-B)の情報を口コミやメリット&デメリットも参考にまとめました。
「ラヴィット」や「所さんお届けモノです!」などTVや雑誌で何度も取り上げられたホットプレートで、2022年4月現在では品薄のため予約販売になってしまったアビエン マジックグリル。
数あるホットプレートの中でも、アビエンのデザインの良さとマジックグリルの使い勝手が高く評価されている商品です。
美味しく焼ける、焼肉も油はねしにくい、煙が出にくい等と言われていますが、本当なのでしょうか?
アビエン(abien)のホットプレート・マジックグリル(型番:JF-MG01-B)について、口コミも参考にメリットとデメリットを調べてみました。
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アビエン(abien)マジックグリルの悪い口コミとデメリット
最初は口コミからどんなデメリットがあるのか、探ってみたいと思います。
良くないと言われているところが自分にとってはどうなのか、購入前にしっかり確かめておきたいところですよね。
- 火力が弱い、微妙な温度調節ができない
- 油はねが少ない、煙が出ないは誇大?
- 縁がないのでこぼれやすい、火傷にも注意
口コミで出ていたこの3点のデメリットについて、説明していきますね。
火力が弱い、微妙な温度調節ができない
アビエン マジックグリルの温度調節は強弱の2段階です。
口コミを見ていると、火力と温度調節についての不満があるようでした。
- 2段階しか温度調節が出来ないのは少し残念
- 総出力が770W、火力が弱すぎる
- 保温機能がないのは改良してほしいところ
保温ができないという点は、保温をよく使う方にはマイナス要素になると思います。
個人的な意見になりますが、ホットプレートで保温にしていると、焼いている物から水分がなくなってパサパサになっていくので、我が家では保温はほとんど使ってないんです。
なので、私自身はホットプレートの保温は別になくてもいいかなと思っています。
火力についてはどうでしょう。
一般的なホットプレートの場合、最大出力は1400Wくらいありますから、それに比べるとマジックグリルの出力770Wは弱いように思います。
アビエン マジックグリルの表面温度は強で250℃、弱で180℃です。
実は一般的なホットプレートでも強の表面温度は250℃前後なんですね。
なので、アビエン マジックグリルの温度は一般の物とそれほど変わらないんです。
それなのにアビエン マジックグリルの消費電力は770W、電気代が抑えられる設計になっているんです。
また、出力770W以上のバッテリーがあれば、コンセントのない屋外で使うことも可能です。
温度の微調整ができないところ、不便だと思うかもしれません。
でも、普段ホットプレートを使う時、どれほど細かく温度調節をしているか思い返してみれば・・・
焼肉をする時は最強かそれに近いくらい、お好み焼きやホットケーキは中くらいで焼いています。
逆に「これは絶対200℃でないと、これは160℃でないと・・・」など緻密(?)な温度調節をしている人は少ないんじゃないでしょうか?
いつもダイヤルを回して曖昧に温度調節をやっていますが、実際に使っている温度帯を考えれば、強弱の2段階あれば十分じゃないかなと思います。
油はねが少ない、煙が出ないは誇大?
アビエン マジックグリルは一般のホットプレートに比べて、油はねしにくい・煙が出にくいと言いますが、口コミでは期待したほどでなかったという意見もありました。
- 無煙ではなかったし、部屋に臭いもこもった
- 焼き鳥と野菜を焼いたが煙がけっこうすごかった
- 焼いているうちに中央に脂がたまってしまうので、こまめに拭かないとすごく煙が出る
排煙装置が付いているわけでもなく食べ物を焼いているんですから、多少は油も飛ぶし、煙も出ると思います。
油はねと煙はたくさんの脂が熱せられたり、水分と油分が混じると出やすくなります。
だから、脂の少ない赤身肉<脂肪の多い肉<タレ付きの焼肉 の順で出やすくなっていきます。
そして、脂が多いお肉の近くで水分の多い食材を焼くとさらに煙が出やすく油はねが多くなります。
一般的なホットプレートの場合でもこれは同じことですよね。
では、なぜマジックグリルは油はねや煙が出にくいのかというとプレートの加工と焼き上げ方に違いがあるからです。
アビエン マジックグリルは独自加工のプレートにより焦げ付きにくく油を引く必要がありません。
また、食材の水分をしっかり残したまま焼き上げるようになっています。
食材から水分が出にくいため、一般のホットプレートに比べて、油はねしにくい・煙が出にくいということなんだそうです。
また、プレートの中全体にヒーターが通っていて、焼き面の温度差がほとんどない構造です。
一般のホットプレートと違い早く焼ける部分、火が通りにくい部分といったムラが無いんですね。
焼きムラが出にくい利点を生かして肉と野菜を一緒に焼く時には少し離して焼く、一度にたくさん焼かないなど、使い方次第で油はねや煙を抑えられると思います。
縁がないのでこぼれやすい、火傷にも注意
アビエン マジックグリルはシンプルでとてもスタイリッシュな外観です。
縁がないので、上に乗せた食材や食材から出る水分などがこぼれやすく、また手指がうっかり触れると火傷してしまう危険もあります。
- 脂の逃げ場がなく、焼く作業と油を拭き取る作業でてんてこ舞いになった
- 水分の多い物がダメ、蒸し焼き餃子も無理
- 思い切っり外へ汁が流れてしまった
- 子どもが触って火傷したので注意が必要
確かに取扱いには注意が必要です。取っ手もないので冷めるまで持ち運びはできません。
焦げ付いた汚れはプレートが熱いうちに湿らせたキッチンペーパーで拭うときれいに落とせます。
先にそこまでやっておいて、洗ったり片付けたりは冷めるまで待ってくださいね。
また、食事中にうっかり触れて火傷する危険は、小さなお子様だけでなく大人でもあることです。
気を付けたいなら、別売のシリコン製のグリルガードをセットしておくといいと思います。
耐熱シリコンがプレートの縁をぐるりカバーします。
これがあれば、縁にちょっと触れてしまった時でも火傷から守ってくれますよ。
プレートは少しだけ湾曲していて、中央に汁が溜まりやすい形状になっています。
ただ、たくさんの水分が出るものだと、どうしてもこぼれやすくなってしまいます。
もんじゃ焼きなど水気の多い調理は、少し難しいかもしれません。
焼きそばの場合、勢いよく炒めて具がこぼれてしまったりすることもありそう。
どちらも量を加減しながら調理する必要があるようです。
マジックグリルで1人焼きそば pic.twitter.com/4hSSevEQNr
— ピノ子 (@do_min_503) April 10, 2022
このくらいの量なら、ちょうど良さそうですね。
焼肉と一緒に焼きたいモヤシなど水分の出やすい野菜は、アルミホイルを折って簡単な箱を作り、そこに入れて加熱する方法もあります。
これなら、肉から出た油とも混じらないので煙や油はねも抑えられますね。
また、レビュー投稿の写真には、冷凍の鍋焼きうどんなどのアルミ容器を利用して食材を分けているものもありました。
真ん中にアルミホイル容器を置いて中でチーズを溶かし、まわりで野菜を焼きながらチーズフォンデュを楽しむというアイデアもありました。
そうしたいろんな使い方を考えるのも楽しそうです♪
アビエン(abien)マジックグリルの良い口コミとメリット
アビエン マジックグリルの良い点やメリットの口コミを参考に紹介いたします。
- スタイリッシュなデザインで食卓がオシャレになる
- 片付けが楽で収納場所に困らない
- コンパクトだから大人世帯や少人数の家庭にぴったり
- しっとりして美味しい焼き上がり
どれも大人気になったのが納得できる理由です。
スタイリッシュなデザインで食卓がオシャレになる
アビエン マジックグリルは何と言っても見た目がスッキリしていてカッコいい。
一目で欲しくなってしまうくらいインパクトがあるデザインです。
- 食卓に常時おいててもデザインがいいから気にならない
- ホットプレートなのにスタイリッシュな形に一目ぼれ
- 料理に興味がなかった子供がカッコいいと気に入り積極的に使うようになった
- これまでのホットプレートの概念をくつがえす存在感
口コミでもデザインが気に入ったという意見が多数ありました。
アビエン マジックグリルの形は、単にオシャレなだけでなくちゃんと機能と一体化して練り込まれた先進的なデザインだと思います。
まず、なんといってもプレート本体が3mmの薄さ。
従来の熱源と違い、サーキットヒーターというフィルム状のヒーターを絶縁体で挟み込み、プレートに内蔵したから実現できたものなんです。
これにより、電源の差し込み口も小さくできたので、コンパクトな設計ができたんですね。
しかも、プレート全体に熱が行き渡るので、焼きムラもなく、効率良く熱を回すので消費電力も抑えることができたわけです。
さらに洗う時の手間や出し入れの面倒さも軽減されたという、まさにグッドデザインな商品ですね!
片付けが楽で収納場所に困らない
買って良かったという口コミでは、洗いやすさと片付けやすさを褒めているものがとても多いです。
- 収納・準備が簡単。手入れもキッチンシートで拭くだけで十分きれいになる
- さっと拭いたら表面が綺麗になるし、収納もコンパクトで良い
- プレートは少し重いが、薄いので洗いやすい
- 脚とプレートが簡単に外せて薄いので置き場に困らない
- 脚が磁石付きで本体の裏側にくっつけられるのが便利
プレートは汚れが落ちやすい加工を施しているので、拭き取るだけでほとんどの汚れが落とせます。
しかも、丸洗いが可能。本体の裏側に電源の接続部がありますが、気にせず洗っても大丈夫とのことです。薄いのでそのまま食器カゴに立てかけて乾かすこともできますね。
着脱できる脚には磁石が付いていて、プレートの裏側にくっつけることができるのは、良く考えられていると思いました。
これなら、脚が迷子になるなんてこともなさそうです。
※プレートと脚部の着脱はマグネットではなく、はめ込み式です。
プレートのサイズは30×40cm、重さは2kgです。
見た目が薄いので持ってみたら意外に重たいと感じる人も多いようですが、従来のホットプレートより、はるかに扱いやすい大きさと重さだと思います。
コンパクトだから大人世帯や少人数の家庭にぴったり
アビエン マジックグリルのプレートの大きさは30×40cm、A3サイズ程度です。
- 夫婦二人にはちょうどいいサイズだと思う
- 一人暮らしの狭い部屋だから、サイズもほどほどでしまう場所を取らないのがいい
- 調理台に置いて焼けるので、コンロを空けておける
- 夜一人でつまみを焼きながら宅飲みするのにピッタリ
- 2人暮らしの我が家で持て余していたホットプレートだが、これに買い替えてから使う機会がずっと増えた
ホットプレートが大きすぎて、使わなくなったというお宅も多いのではと思います。
アビエン マジックグリルは1人~3人くらいに向いているサイズ感。
ずっと食卓に置いたまま、朝はパンや目玉焼きを焼いたり、夜は焼き物を楽しんだりと活躍しそうです。
「フライパン代わりに食卓で焼き加減を見ながら食べるのが楽しい」という口コミもありました。
「食卓で魚が焼けるのを見守りながらビールを飲む」というのもいいですね~♪
大人数には向いてないかと思うと、「テーブルにカセットコンロと並べて鍋料理と鉄板焼きでホームパーティ」といった使い方をしている口コミもありました。
コンパクトなサイズだから、メインを二つ用意するということも可能なんですね。
しっとりして美味しい焼き上がり
アビエン マジックグリルの特長に水分を逃さず美味しく焼けるということがあります。
焼き上がりには満足している口コミがたくさんありました。
- ホットケーキとフレンチトーストが失敗も少なくお約束の朝食メニューに
- スーパーの惣菜も軽くこれで焼くと美味しくなります
- 野菜は甘さが際立ってとても美味しくできました
- 肉にも野菜にも綺麗な焦げ目がつき、美味しく焼けて良かった
焼きムラができにくいので、ホットケーキはお店のようにきれいな焼き上がり。
また、お肉の表面も焦げすぎず、均等に焦げ色がつくようです。
ツイッターからも少し紹介してみます。
コストコで買った焼き鳥を誕生日に頂いたマジックグリルで焼いたのですが、マジックグリルだけじゃ追いつかないと思ってフライパンでも焼いたわけです
結果
マジックグリルの方がプリプリで断然美味しくて、砂肝も知ってる砂肝の食感じゃなくて
『なんで?!』
を連呼した夕食でした… pic.twitter.com/NgIm3WQ756
— 梨央‐-全力ぶっちぎり!!ch (@rio_mon_v) April 3, 2022
同じものを焼き比べて違いが出るってすごいですね。
映えませんが。夫くんにマジックグリル買ってもらったのでお肉食べました。ちょっと早い結婚記念日のお祝い〜 pic.twitter.com/8NvFkNnYkM
— まゆ (@xm__uc) April 10, 2022
お肉も野菜も焦げ付かず、ほどよく焼けてます♪
美味しく焼ける秘密は、先にも紹介したサーキットヒーターの構造によるものです。
独自に開発した高密度の「サーキットヒーター」で、面全体を均等に加熱。食材への急激な熱入れを防ぎ、表面を焦がさず、水分をキープしながら中までしっかりと火入れができます。みずみずしく、ふっくらジューシーな理想の焼き上がりを実現します。
引用:アビエン公式サイト
不満の口コミに「火力が弱い」というものがありましたが、食材への急激な熱入れを防ぐようになっているので、ジュウジュウした感じがないということかもしれません。
水分をキープしながら焼くから、鶏肉や魚、野菜やキノコも美味しくできあがるんです。
油を引く必要はないのですが、少し油分が欲しいものもありますよね。
野菜やイモを焼く場合は、薄く油を引くか食材にオイルスプレーを軽く拭きつけておくと、水分がさらに逃げにくく、より美味しく焼けると思います。
アビエン(abien)マジックグリルのスペック
アビエン マジックグリル(JF-MG01-B)のスペックは以下の通りです。
- 公式販売価格:19,800円(税込)
- 電源:AC100V 50/60Hz
- 消費電力:約770W
- 電源コード:約1.8m
- 色:黒
- 本体サイズ(W×D×H[mm]):プレート(スタンド込)/約400×300×83、プレート/約400×300×33、スタンド/約220×57×72
- 本体質量:約2.5kg(プレート:約2kg/スタンド:約0.5kg)
- パッケージサイズ(W×D×H[mm]):約420×312×83
- ヒーター:サーキットヒーター
- 温度設定:2段階(強:250℃/弱:180~200℃)
- 生産国:中国 Produced by JAPAN(J-FUN)
- 保証期間:お買い上げから1年間
- 同梱物:プレート、スタンド脚2種、取扱説明書(保証書付き)、電源コード、簡易レシピ
スペック内のプレートサイズの厚さは33mmとなっていますが、これは脚の接続部分を含んだサイズです。
消費電力は最大770Wで従来のホットプレートのほぼ半分、電気代が少なく済むのはありがたいですよね。

レシピブックの表紙
abien公式楽天市場店・Yahoo!店で購入すると、セット内容とは別に28レシピ掲載のレシピ本(80ページ)が付いています。
アビエン マジックグリルは現在は予約販売になっていて、届くまでに日数がかかりそうです。
(情報は2022年4月17日現在のものです)
アビエン(abien)マジックグリルのオプション品
アビエン マジックグリル専用のオプション品を紹介します。
- 耐熱シリコン製の専用カバー
- 火傷の危険を回避する専用ガード
- 油を流しながら焼けるオイルトレイ
役立ちそうと思うものは、合わせて買っておくといいかもしれません。
耐熱シリコン製の専用カバー
マジックグリルには蓋が付いていません。蒸し焼きをしたい場合には手持ちのフライパンカバーを使ったり、アルミホイルを被せたりするのでもいいと思いますが、専用カバーもあります。
耐熱シリコン製なのでプレートを傷つけず蒸し焼きができます。大と小の2タイプあります。
カバーは一回り小さな「マジックグリル S」のプレートに合わせたサイズです。小は大を兼ねているんですね。
スモールサイズのフードカバーSもピンポイントで蒸し焼きしたい場合に便利!
火傷の危険を回避する専用ガード
先にも紹介しましたが、プレートの縁をカバーするグリルガードです。
調理中うっかり手指が触れてしまうことはありそうなので、これは用意してもいいのではと思います。
火傷の危険だけでなく、プレートで壁や什器を傷つけたり、プレートの端が角突きで傷ついたりしないためのカバーでもあります。
油を流しながら焼けるオイルトレイ
アビエン マジックグリルに縁がないことを利用して、余計な油の逃がし場所がつくれるオプションです。
セット内容は、コの字形のピンと細長いトレイ。
通電しない方の脚をピンに替えて高低差を作り、プレートを斜めにします。
焼きながら出てきた油は細いトレイで受けます。
縁が無いからこぼれやすい、だったらこぼれやすくしてやろうという発想がいいですね。
汁こぼれが心配な食材もこれなら、こぼしながら焼けるので大丈夫。
サムギョプサルが手軽に楽しめそうです。
オプションパーツは以上です。
合わせて使うとより便利に、あるいは楽しい使い方ができそうですね。
アビエンマジックグリル口コミ評判まとめ!ホットプレートJF-MG01-Bのデメリットなど徹底調査【abien】のまとめ
アビエン マジックグリルを調べてみて、デメリットとメリットをまとめました。
●デメリット
- 縁が無いので火傷の危険がある
- 汁や具材がこぼれやすい
- 小さいので大人数の利用には向かない
●メリット
- 焦げ付きも落としやすく、プレートが丸洗いできる
- 収納しやすく準備・片付けも簡単
- 食卓にずっと出して置けるシンプルでスタイリッシュなデザイン
- 食材の水分をキープしてふっくら美味しく焼ける
- 少人数にちょうどいいサイズ
- 消費電力770Wの省エネ設計
アビエン マジックグリルは大人向けというか、行儀よく使ってほしいホットプレートだと思います。
高校生くらいの食べ盛り男子がワイワイ集まって焼肉パーティといった使い方には向きません。
でも、夫婦でワインを飲みながらじっくり肉が焼けるのを楽しむというシーンにはピッタリです。
良い口コミの中で一番多かったのは、手入れのしやすさと片付けの楽さでした。
超薄型のプレートは扱いやすくて使い勝手も良さそう。
全体が均等に熱されること、従来品と表面温度は変わらないのに消費電力を抑えたという点も大きなポイント。
アビエン マジックグリルの存在は、これからのホットプレート界の流れを大きく変えていく、そんな気がします。
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