※本サイトはプロモーション広告を利用しています。
スポンサーリンク

車検証の見方とは?車検の有効期限などの確認方法を解説

車検証見方 CAR LIFE
広告

・車検証ってそんなに大事なの?
・車検証って何が書いてあるの?
・車検の有効期限ってどこに書いてある?
・年式ってどの項目のこと?
・車種とか型式ってどこを見ればいいの?

今回は、こんな疑問に答えていきたいと思います。

車検証はとても重要な書類で常に車に乗せておく義務があり、持っていないと道路運送車両法違反になります。

重要な書類なのものの、内容を見ると項目ごとに何を表しているのか分かりにくいと思います。

各項目や車検がいつ切れるのかなどの確認方法など、解説していきます。

 

広告

車検証不携帯は罰金になる

引用:道路運送車両法

はじめになぜ車に乗せておく必要があるのかを解説します。

道路運送車両法により自動車検査証(車検証)を常に乗せておくことが決められています。

道路運送車両法第66条第1項をかみ砕いて説明すると以下の2点です。

・車検証は常に車に乗せておくこと
・車検シール(検査標章)は決まったところに貼ること

車両情報の確認や紛失防止のためにも常に乗せておいてくださいね。

広告

車検証不携帯による罰金・罰則内容

検問や職務質問を受ける機会は少ないかもしれませんが、
車検証不携帯の場合には以下の罰則になる可能性があります。

違反点数 6点(一発免停)
免停期間 30日
6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金

(2021年1月時点)

広告

車検証の見方

広告

自動車登録番号又は車両番号

自動車登録番号又は車両番号ナンバープレートと同じ情報が記載されています。

車両によって自動車登録番号なのか
車両番号なのか違いがあります。

自動車登録番号

封印のある車両後ろのナンバープレートに封印のある自動車の番号のこと。

簡単に言うと普通車ですね。

車両番号

封印のない車両軽自動車や二輪車の番号のこと。

車両番号に該当する車両には後ろのナンバーに封印はありません。

白いナンバー!と言えると簡単だったのですが、
今は白いナンバーで封印が付いていない東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート(図柄入りナンバー)もあるので色では判別できません。

 

登録年月日/交付年月日

登録年月日_交付年月日普通車なのか、軽自動車・二輪車なのかによって違いがあります。

登録年月日

普通車のことを指しており、車両の所有者が変更になった日が記載されます。

今の名義に変更した日で、車検やナンバープレートの変更を行っても変わりません。

交付年月日

軽自動車と二輪車のことで上記の普通車の場合と違い、
所有者は変わらなくても再交付、ナンバー変更などを行った日が記載されます。

 

広告

初度登録年月(年式)

初度登録年月基本的には年式のこと。

正確には国内に初めて登録された年月が記載されています。

例外ってどんな場合?
輸入車や長期在庫の場合、製造年月から登録されるまでに長期間空くことがあります。

年式の見方(番外編)

方法は2つあり、これらの情報を確認することで参考にすることができます。

シートベルトのタグを見る

シートベルトタグから年式を見るシートベルトの付け根にタグがあり、
そこには年月に記載があります。

私の場合では「August 2011」と記載があるので、
平成23年(2011年)8月と判断でき、車検証に記載の年月とも一致します。

製造段階で型遅れのシートベルトは使用しないのでこのように参考として判断できます。

可能性としては低いのですが、事故やカラーシートベルトなどにより新車購入後に交換している場合には製造年月が一致しないので注意が必要です。

車検証枠外のQRコードを読み取る

車検証の枠外にあるQRコードは主に検査で使用される情報が組み込まれています。

複数あり、ナンバープレートの情報や型式などのQRコードが並んでいます。

その中のひとつが「/110807/01」と表示され、
おそらくこの「110807」の部分が製造年月日かと思われます。
(日まで一致している確証がもてないので)

車検証QRコードから年式を見る

車検証の情報やシートベルトとも一致しますね。

ただし、平成18年以降に新規登録された車両しか該当しないので注意が必要です。

自動車の種別

自動車の種別小型・普通・軽自動車などに分類されます。

広告

用途

車検証_用途乗用、貨物、乗合、特種などに分類されます。

 

自家用・事業用の別

車検証_自家用・事業用の別基本的には「自家用」だと思います。
一般的なユーザー以外にもレンタカーや駐留軍人私有車両用も自家用になります。

自家用のナンバープレートの色は?
白地に緑文字です。

タクシーや観光バスなどには「事業用」です。

事業用のナンバープレートの色は?
軽自動車は黒色地に黄色文字。
軽自動車以外には緑色地に白文字です。
広告

車体の形状

車検証_車体の形状箱型、バン、キャブオーバー、ステーションワゴン、帆型、ボートトレーラなど車両の形が記載されています。

車名

車検証_車名トヨタ、ニッサン、ホンダなど自動車メーカー名が記載されます。

右端の小さな数字は車名コードです。

広告

乗車定員

車検証_乗車定員この車両に何人乗れるのか記載されています。

ちなみに12歳以上を定員1人としてカウントし、12歳未満は3人で定員2人としてカウントします。

 

保安基準により定められており、記載されている人数以上の乗車は定員オーバーとなり違反です。

最大積載量

車検証_最大積載量トラックなどの貨物の場合に記載され、荷物をどれほど載せれるかが表示されています。

この重量には荷物のみの重さが該当するので、後述する車両重量や乗車定員の重量は含まれません。

最大積載量を越えた荷物を積載することは、違反です。
また、車両の後ろに最大積載量を記載しないと車検に通りません。

 

最大積載量を越えた場合にはブレーキが利きにくくなったり、交差点を曲がる際にふらついたりなど、交通事故の原因になります。

違反になりますが、明らかに過積載で走行している人もいることも事実です。

 

止まり切れずに追突された。曲がり切れずにぶつけられた。なども実際に起こっているので過積載だと思われる車両には近付きすぎないように走行してくださいね。

 

車両重量

車検証_車両重量車両の重さだけでなく、燃料満タン状態、
かつ、オイルや冷却水などの油脂類(規定量)、バッテリーなどの部品を含めた状態の重さです。

つまり、ガソリン満タンで駐車場に止めてある状態の重さですね。
(荷物はなしの状態)

車両総重量

車検証_車両総重量乗車定員 + 最大積載量 + 車両重量のこと。

乗車定員は1人 55kgとして計算されます。

プリウスの場合

  1. 乗車定員:5人 x 55kg = 275kg
  2. 最大積載量:なし
  3. 車両重量:1360kg

① 275kg + ② 0kg + ③ 1360kg = 1635kg

 

車台番号

車検証_車台番号車両それぞれに割り当てられているマイナンバーみたいなもので同じ車台番号は存在しません。

ナンバープレートのように番号を希望したり、変更することができない番号です。

この番号にグレードや製造場所などの情報が含まれており、車屋さんでは部品発注の際に必ず使用します。

 

盗難車の場合、車台番号から追跡できないように窃盗グループが意図的に削ってしまうこともあります。

車台番号が削られたり、意図的に消すことはないので中古車屋さんで見かけたら盗難車の可能性があるので注意が必要です。

長さ、幅、高さ

車検証_長さ、幅、高さ車両のスリーサイズですね。

単位はcmでmm単位は切り捨てて表記されます。

 

例えばオーバーフェンダーを取り付けた場合には幅が変更になるので構造変更という検査が必要になります。

 

前前軸重、前後軸重

車検証_前前軸重、前後軸重前輪の左右のタイヤにかかる重さのこと。

トラックなどの場合、前輪が2軸(4輪)あることがあり欄が分かれています。

一般的な車両は2軸ある車種ではないので、前前軸重のみ記載され前後軸重が省略されています。

 

後前軸重、後後軸重

車検証_後前軸重、後後軸重後輪の左右のタイヤにかかる重さのこと。

こちらもトラックやダンプなど後輪が2軸(4輪)あることがあり欄が分かれています。

2軸ある場合の前と後ろの重さが記載されますが、
前輪と同じく、一般車両では後前軸重が省略され、後後軸重のみ記載されます。

型式

車検証_型式先頭の「DAA」というのは低排出ガス車認定を受けことを表す識別記号です。

一般的な型式と呼ばれるものはハイフン以降の英数字を指しており、私のプリウスの場合では「ZVW30」という部分です。

 

一個前型のプリウスというとややこしいので、略して「30プリウス」と呼んだりしますね。

イニシャルDで「ハチロク」というのもAE86という型式のことを呼んでいます。

 

原動機の型式

車検証_原動機の型式エンジンの型式のこと。
電気自動車はモーター型式が記載され、ハイブリッド車ではエンジン型式とモーター型式が両方記載されます。

エンジン型式(ハイフンより左側):2ZR
モーター型式(ハイフンより右側):3JM

総排気量又は定格出力

車検証_総排気量又は定格出力エンジンの排気量をリットル単位で表記しています。

自動車税が決められる1つの基準ともなる数値ですね。

 

電気自動車の場合にはモーターの定格出力がキロワット単位で表記されいます。

 

燃料の種類

車検証_燃料の種類ガソリンや軽油などが記載されます。

軽油は軽自動車の燃料ではありません。

ガソリンと軽油では燃料の燃やし方が違うので、ガソリン車に軽油を入れると燃えなくてエンジンが止まってしまいます。

 

レンタカーなど普段乗らない車に給油するときに間違えやすいので、入れ間違いには注意してくださいね。

型式指定番号

車検証_型式指定番号国土交通省に型式によって指定を受けた番号のこと。

一般的には使用することがないですが、部品発注の時など純正部品を正確に判別するために使用するために、次の類別区分番号と一緒に使用されます。

 

類別区分番号

車検証_類別区分番号車両のグレードなどの仕様を表すための番号です。

例えば、アルファードとヴェルファイアのように同じ型式で別車種(いわゆる兄弟車)の違いや、内装&外装の違いなどを細かく分かれて記載されています。

 

部品発注の際は、型式指定番号だけでも、類別区分番号だけでも正しい部品が分かりませんので両方セットで使用されます。

所有者の氏名又は名称

車検証_所有者の氏名又は名称名義人のこと。

ローンを組んで購入した際はローン完済までローン会社の名義になり、ローン会社の名称が記載されます。

 

例えば、親の名義で買った場合には親の名前が記載され、自分の名義であれば自分の名前が記載されます。

 

使用者の氏名又は名称

車検証_使用者の氏名又は名称実際のユーザーのこと。

例えば自分がローンを組んだり、親の名義で購入している場合に、この使用者欄に自分の名前が記載されます。

名義(所有者)と使用者が同じ場合には「***」と省略されます。

使用の本拠の位置

車検証_使用の本拠の位置主に使用する場所がどこか記載されます。

例えば東京本社名義の車でも、大阪支店など別の地域で使用する場合には大阪支店の住所が記載されます。

 

こちらが「***」と記載されている場合は使用者の住所と同じです。

 

有効期間の満了する日

車検証_有効期間の満了する日車検が切れる日のこと。

車検はこの日の1か月前から受けることができます。
(写真の場合では9月9日以降)

仮に9月15日に車検を受けても、有効期限は2年後の10月9日になるので切れてしまう前に車検を受けてくださいね!

車検の時期は愛車を乗り換えるタイミングとしても良いタイミングでもあります。

 

検査の種類や自動車検査証の有効期間については下記を参照ください。
国土交通省 自動車の検査

備考欄

車検証_備考欄

どこで新規登録をした(ナンバープレートを付けた)のか、自動車重量税はいくらだったのか、減税割合や燃費達成基準、マフラーの音が大きくないか、車検を受けた時の走行距離など多くの情報が記載されます。

 

車検証を紛失して再発行した場合にも記載されるので、この車検証が発行されたときの状態や発行理由はどうだったのかが記載されています。

他にもトレーラーを引っ張る車両の場合にはトレーラーの型式など、トレーラーの情報が記載されるなど、写真よりも多く記載されることもあり、多くて書ききれない場合には2枚目に記載されます。

 

広告

車検証の見方とは?車検の有効期限などの確認方法を解説のまとめ

各項目についてなるべく分かりやすいように解説しました。

あまり見る機会は少ないかもしれませんが、この解説が分かりやすかったよ!という場合にはブックマークをお願いします!

 

「これって何だっけ?」というときに再度確認しやすくなるかと思います。

長くなりましたが、最後まで見ていただき本当にありがとうございます。

 

 

広告
広告
CAR LIFE
スポンサーリンク
スポンサーリンク
広告