100万円弱のような『〇〇円弱』というのは、大体いくらぐらいを意味しているのでしょうか。
逆に100万円強とは、100万円とちょっとなのか、100万円よりも少し足りないのかもよく分かりませんよね。
他にも〇円未満や以上・以下との違いについて、まとめていきます。
この記事でわかること
- 100万円弱とはいくらを意味する?
- 100万円強とはいくらを意味する?
- 100万円弱と100万円強はどうやって使い分ける?
- 100万円未満や以上以下との違いは?
100万円弱とはいくらを意味する?
100万円弱とは、100万円よりも少ない金額を意味しています。
100万円に限らず、『○円弱』というのは『接尾語』と呼ばれる言葉の1つで、数量を表す名詞とセットで使われていて、端数を切り上げた数字あることを表します。
金額に限らず、個数や枚数など、いろんな数量を表すときに使われます。
『100万円弱』というのは、明確にいくらかという定義はありませんが、『100万円足らず』とも同じ意味です。
100万円より少ないので、100万円は含みません。
感覚的なことになりますが、約10%ぐらい少ないときに使われているイメージがあるので、90万円~99万円のことを指す場合に使われていると感じます。
場合によっては5%程度(95万円~99万円)を指していることもあるので一概には言えません。
特に言葉で伝える際や、概算見積もりでは、大体の金額が分かるように伝えるので、『98万7,654円』というよりも『100万円弱』と言っていることが多いように感じます。
数量が大きくなれば、切り上げられる単位も変わってくるので、『1,000万円弱』だと900万円~999万円を指していると認識されている方も多いと思います。
100万円強とはいくらを意味する?
100万円強とは、100万円よりも多い金額を意味しています。
『弱』と同じく『接尾語』と呼ばれる言葉の1つで、数量を表す名詞とセットで使われていて、端数を切り捨てた数字あることを表します。
『弱』とは反対方向の数量です。
こちらも『弱』と同じく明確な定義はなく、『100万円強』と『100万円余り』は同じ意味として使われているイメージです。
『弱』と同じく『強』とは、約10%ほど多いときに使われているように感じます。
『100万円強』であれば、100万円よりも多いので101万円~110万円を指していたり、101万円~105万円のことを指していることもありますね。
例えば、108万円の場合であれば『100万円強』と言ったり、『110万円弱』とも言えます。
100万円弱と100万円強はどうやって使い分ける?
100万円弱と100万円強はどうやって使い分けるのかというと、表す数量によって変わると個人的には思います。
例えば必要な数量を表す場合には『強』よりも『弱』を私は多用しています。
理由として、『100万円弱』と言うことで『100万円あれば足りる』という意味で伝えられるからです。
逆に『100万円強』と言ってしまうと、『100万円では足りないことは分かるけど、いくら用意すれば足りるのか』が曖昧になってしまうと感じるので、必要な数量の場合には不向きかなと思います。
しかし、売上や粗利など、多ければ嬉しい場合には『100万円を突破しました』という意味で『100万円強』と使うことが多いです。
このように状況に応じて使い分けられることが多くあると思います。
100万円未満や以上以下との違いは?
『弱』『強』と並べられる言葉として、『未満』『以上』『以下』がありますね。
『未満』の場合、『100万円弱』と似た意味で使われることが多いです。
100万円は含まないので、99万円も100万円未満ですし、100万円弱です。
ただ、85万円や70万円のような100万円の90%よりも少ない場合には『100万円未満』として言い表すことが多いです。
『100万円以下』・『100万円以上』のどちらの場合も、100万円を含みます。
- 100万円以下=100万円まで
- 100万円以上=100万円から
『100万円強』の場合は、100万円を超えているので『101万円以上』とも言えます。
100万円弱とはいくらを意味する?100万円強や未満との違いは何?のまとめ
100万円を基準とした場合、以下のように分類されています。
- 100万円弱:100万円を含まない
- 100万円強:100万円を含まない
- 100万円未満:100万円を含まない
- 100万円以下:100万円を含む
- 100万円以上:100万円を含む
『弱』『強』については、状況に応じて使い分けることが多いですね。
100万円ちょうどを含まない表し方になるので、私は100万円ちょうどをどう分類するのかによって 『弱』『強』なのか、『以上』『以下』なのかを使い分けています。
地域や年齢層によっては違う可能性もあるようですが、調べてみたところ、今回ご紹介した認識の方が圧倒的に多くいらっしゃいました。
一般的には、ご紹介した意味で使われているかと思いますので、ご参考になれば幸いです。